森林生物 ヒロヘリアオイラガ
和名:
ヒロヘリアオイラガ
学名:
Parasa lepida
チョウ目,イラガ科
分布:
本州,九州,沖縄
写真(上):
ヒロヘリアオイラガ成虫
写真(下):
ヒロヘリアオイラガ繭
説明
成虫の体長は約14〜16mm。幼虫はさまざまな樹木の葉を食害して被害をもたらす。サクラ,カエデなどの植木やカキ,ウメなどの果樹で被害が甚大。沖縄では街路樹のアカギで発生している。卵は卵塊で産下され,幼虫は集合性が強い。樹幹や太枝の基部にだ円形の繭を形成し越冬する。幼虫および繭の表面には毒毛があり,刺されると激痛がある。九州や関西で大発生することがあり,最近では関東南部まで分布を広げている。
森林総合研究所
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