森林生物 ニッポンホオナガスズメバチ

和名：ニッポンホオナガスズメバチ 学名：Dolichovespula saxonica (Fabricius, 1793) 　　　　ハチ目，スズメバチ科 分布：北海道，本州 　 写真（上）：左から女王，働きバチ，オス 写真（下）：廃屋の天上に作られたニッポンホオナガスズメバチ初期巣
説明 女王の体長16〜18mm，働きバチ11〜14mm（写真上）。日本産は亜種nipponica Sk.Yamaneとされることがある。樹枝や軒先など開放空間に主に営巣するが（写真下），ときに樹洞や壁間など閉鎖空間に営巣することもある。巣は柔軟な和紙状の巣材で出来ており，キオビホオナガスズメバチのものと酷似する。営巣規模は，最大で約2000。