森林生物 ヒモワタカイガラムシ


和名:ヒモワタカイガラムシ
学名:Takahashia japonica Cockerell
    ヨコバイ目,カタカイガラムシ科
分布:本州,四国,九州,朝鮮半島,中国
 
写真(上):トウカエデ状のヒモワタカイガラムシの卵のう
トウカエデ状のヒモワタカイガラムシの卵のう
説明
ネムノキ,ハギ,カエデ,コブシなど多くの樹種で見られる。長いヒモ状の物体は雌成虫が産んだ卵のうである。これから幼虫が6月ころに孵化し,葉裏に寄生したのち,落葉前に枝に移動して幼虫で越冬する。

森林総合研究所  森林生物情報トップへ  データ一覧へ