森林生物 ミヤマカミキリ


和名:ミヤマカミキリ
学名:Massicus raddei Blessig
    コウチュウ目,カミキリムシ科
分布:北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,壱岐,下甑島,平戸島,天草島,屋久島,東アジア
 
写真(上):ミヤマカミキリ成虫
ミヤマカミキリ成虫
説明
成虫は体長40〜53mmの大型のカミキリ。体色は褐色〜黒褐色で,黄色い短毛が体全体に生える。卵から成虫まで3年かかる。成虫は6月下旬〜7月下旬に羽化し,樹皮のくぼみや割れ目に産卵する。幼虫は最初は樹皮下を食うが,次第に材内へ食い入って大きな孔道を作る。クリ,カシ,クヌギ,シイなどを加害する。

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