森林生物 ヤママユ
和名:
ヤママユ
学名:
Antheraea yamamai yamamai
Guerin-Meneville
チョウ目,ヤママユガ科
分布:
本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島
写真(上):
クリ状のヤママユ幼虫
写真(下):
ヤママユの繭
説明
成虫は開張115mm〜150mmの大型のガ。翅は黄色で前後翅の中央に眼状紋がある。幼虫は体長70mm程度で,淡緑色。胴部に顕著な黄白色の線が前後に走る。年1回発生。樹幹に産まれた卵で越冬し,4月ころ孵化して葉を食害し,6月ころに老熟して繭を作る。ここから黄緑色の天蚕糸が得られる。クヌギ,コナラ,クリ,カシワ,リンゴ等の葉を食害する。
森林総合研究所
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