森林土壌博物館
 
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 我が国の林野土壌調査における土壌分類の基準は大政によって確立され、昭和22年以来国有林や土壌調査、民有林適地適木調査が実施されている。(中略)詳細な調査が全国的に実施されると、当初の分類にあてはめ難い土壌も出現した。そこでこれらを包括する新しい分類体系を整備した。
 新分類では、土壌群、亜群、土壌型、亜型の4分類カテゴリーを規程した。土壌群には従来のポドゾル群、褐色森林土群のほか、赤・黄色土群、黒色土群、暗赤色土群、グライ土群、泥炭土群を新設した。これらの土壌群を細分して22亜群を設け、従来、暫定的に取り扱われてきた各種の土壌を包括した。土壌型、亜型およびさらに低次の分類については従来の基準を踏襲した。

土じょう部(1976) 、林野土壌の分類(1975)、林業試験場研究報告 280:1-28
   【1975年に改訂された林野土壌分類法のマニュアル】の要旨を一部変更
 
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 土壌群は主たる土壌生成作用を同じくし、土壌断面にあらわれた特徴層位の配列と性質の類似したものの集団である。
 土壌亜群は土壌群の細分である。土壌群を標徴する性質をもつ典型的なもの(典型亜群)のほか、他の土壌生成作用の加わったものおよび1つの群から他の群へ移行的な性質を帯びたものを区分して亜群とする。
 土壌型は土壌亜群の構成単位である。特徴層位の発達の程度ないし土壌構造などの相違によって区分する。土壌型は地形の複雑なわが国の森林土壌を区分するのに適し、大縮尺の土壌図の作図単位に用いられる。
 

 

林野土壌分類 1975による土壌分類一覧表

土壌群

土壌亜群

土壌型

亜型

細分例

ポドソル P

乾性ポドソル PD

PDI, PDII, PDIII



湿性鉄型ポドソル

 PW(i)

P W(i)I, PW(i)II, PW(i)III



湿性腐植型ポドソル

PW(h)

PW(h)I, PW(h)II, PW(h)III



褐色森林土 B

褐色森林土 B

BA, BB, BC, BD, BE, BF

BD(d)


暗色系褐色森林土 dB

dBD, dBE

dBD(d)


赤色系褐色森林土 rB

rBA, rBB, rBC, rBD

rBD(d)


黄色系褐色森林土 yB

yBA, yBB, yBC, yBD, yBE

yBD(d)


表層グライ化褐色森林土 gB

gBB, gBC, gBD, gBE

gBD(d)


赤・黄色土 RY

赤色土 R

RA, RB, RC, RD

RD(d)


黄色土 Y

YA, YB, YC, YD, YE

YD(d)


表層グライ系赤・黄色土 gRY

gRYI, gRYII , gRYbI,
gRYbII

 



黒色土 Bl

黒色土 Bl

BlB, BlC, BlD, BlE, BlF

BlD(d)

BlD-m, BlE-m

淡黒色土 lBl

lBlB, lBlC, lBlD, lBlE, lBlF

lBlD(d)

lBlD-m, lBlE-m

暗赤色土 DR

塩基系暗赤色土 eDR

eDRA, eDRB, eDRC, eDRD, eDRE

eDRD(d)

eDRD(d)-ca

eDRD(d)-mg

非塩基系暗赤色土 dDR

dDRA, dDRB, dDRC,
dDRD, dDRE

dDRD(d)


火山系暗赤色土 vDR

vDRA, vDRB, vDRC,
vDRD, vDRE

vDRD(d)


グライ G

グライ G

G



偽似グライ psG

psG



グライポドゾル PG

PG



泥炭土 Pt

泥炭土 Pt

Pt



黒泥土 Mc

Mc



泥炭ポドゾル Pp

Pp



未熟土 Im

受蝕土 Er

Er


Er-α, Er-β

未熟土 Im

Im


Im-g, Im-s, Im-cl


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