橋本 昌司 (Hashimoto, Shoji)
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東京大学大学院農学生命科学研究科の准教授を兼務しています。
専門・研究テーマ
研究のキーワード: 森林内物質循環、気候変動、地球温暖化、モデル、土壌炭素、土壌呼吸、放射性セシウム、土壌物理
土壌物理、特に土壌中のガスの動きの研究からスタートし、現在では土壌に重心を置いた森林内物質循環モデルに興味を持っております。特に炭素の動態を追っているのですが、炭素というのは生態系の最も重要な構成要素で、それを追うことで生態系全体が見えてきます。最近では森林土壌に吸収されるメタンの研究にも力を入れています。加えて、震災以降、森林内の放射性セシウムの動態に関してモデリング研究を行っています。
主な研究テーマ・参加プロジェクト
- マイナス(ネガティブ)エミッションに向けた土壌メタン吸収の広域算定手法の開発
- 近接・衛星センシングと深層学習を駆使した土壌特性マップ群の創出
- ネットゼロエミッションの達成に必要な森林吸収源の評価
- 土壌炭素のターンオーバー速度に関する陸域モデルの改良
- きのこ原木林及び特用林産物の利用再開可能林分判定手法の開発
- 林業を対象とした気候変動影響予測と適応策の評価
- 微地形に起因する環境の違いを組み込んだ土壌温室効果ガスフラックスの高解像度推定
- 土地利用変化による土壌炭素の変動量評価と国家インべントリへの適用に関する研究
- 人工林に係る気候変動影響評価
- 森林放射性セシウム動態データベースの構築とマルチモデルによる将来予測
- 森林の放射性セシウム動態解明による将来予測マップの提示
- 地域に応じた森林管理に向けた多面的機能の総合評価手法の確立
- 森林と農地間の土地利用変化に伴う土壌炭素変動量評価とGHGインベントリーへの適用
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