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更新日:2010年11月24日

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「環境研究機関連絡会 第8回環境研究シンポジウム」
 わたしたちの生活と環境 -地球温暖化に立ち向かう-

森林総合研究所はじめ環境研究を行う国立および独立行政法人12研究機関から構成される環境研究機関連絡会は、11月17日(水曜日)、学術総合センター(一橋記念講堂および会議場)において、第8回環境研究シンポジウム「わたしたちの生活と環境 -地球温暖化に立ち向かう-」を開催しました。
当日は、雨がぱらつく肌寒い天気であったにもかかわらず、約300名もの参加者を迎え発表会は活気に満ちていました。
今回の成果発表会では「地球温暖化に立ち向かう」を統一テーマとして、「低炭素型ライフスタイルへの転換」と題する基調講演に続き、講演、ポスター発表が行われました。森林総合研究所は構造利用研究領域の恒次祐子が「木材製品の利用による適応策 -木材製品利用による二酸化炭素削減効果の定量的評価-」と題する講演を行いました。また、以下のポスター展示による発表も行いました。

  • REDD+実現のため、衛星リモートセンシングと地上観測を組み合わせ熱帯林からの炭素吸排出量をモニタリングする (植物生態研究領域 清野 嘉之 他)
  • 気候温暖化の針葉樹類の生育域への影響予測 (植物生態研究領域 田中 信行 他)
  • シベリアのタイガでは下層植生が森林の炭素循環を左右する (植物生態研究領域 梶本 卓也 他)
  • 木質バイオマスの大量収集に適した地域を特定する (林業経営・政策研究領域 久保山 裕史 他)
  • 木質ペレットの燃えやすさを見極める(加工技術研究領域 吉田 貴紘 他)
  • リグニンの高機能化でバイオマス総合利用を強力に促進 (バイオマス化学研究領域 山田 竜彦)
  • 炭素をたくさん吸収する成長のよいスギ (林木育種センター 育種第一課、第二課)
  • 水源林造成事業等における木材利用 (森林農地整備センター)

 

写真1:第8回環境研究シンポジウム会場の様子 写真2:第8回環境研究シンポジウム会場の様子
講演会場には約300名の来場者がつめかけました
写真3:第8回環境研究シンポジウム講演 写真4:第8回環境研究シンポジウム講演
「木材製品の利用による適応策 -木材製品利用による二酸化炭素削減効果の定量的評価-」の講演(恒次 祐子)
写真5:第8回環境研究シンポジウムポスター展示 写真6:第8回環境研究シンポジウムポスター展示
ポスター展示会場

 

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