研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2011年 > 森と人をつなぐ談話会 第12回「森林は水を育む -森林と水の謎を解く-」を開催しました。
更新日:2011年2月14日
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森林は水を育む -森林と水の謎を解く-
(藤枝 基久 上席研究員)
「森と人をつなぐ談話会」(第12回)は「森林は水を育む -森林と水の謎を解く-」と題して、2011年2月12日(土曜日)西武筑波店6階「つくば西武ホール」で開催しました。
当日は、あいにく冷たい雨も降る寒い日でしたが、熱心な聴講者が多く来場され、机や椅子を追加するほどでした。今回の談話会では、森林の持つ水源かん養機能について、そもそも森林の保水力とは何か?その大きさはどのくらいなのか?ということを写真や観測データ、分かり易い解説図をつかって説明しました。森林水文の研究には、地道な現場での観測の長年の積み重ねがとても大切であることも理解していただきました。来場者からは、流出量の観測の仕方、試験地の所在地、森林が水流出に果たす役割と都市との関わりなどについて熱心な質問が出されました。
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