ミャンマー林業大学学長らが森林総研を訪問

2016年6月17日に、ミャンマー連邦共和国のミャンマー林業大学から学長Myint Oo氏とTin Tin Maung教授が、同国の森林局ならびに森林研究所から京都大学大学院に留学中の学生4名とともに、京都大学の神崎護教授（農学研究科）、竹田晋也教授（アジア・アフリカ地域研究科）が進められている研究プロジェクトの一環として研修のために来所されました。

理事長室での役員への表敬では、任期付き研究員として森林総研で勤務しているミャンマー国籍のDr.Thi Thi Ngeが沢田理事長から紹介されるなど、和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。また、セミナー室にて、野田巌国際連携・気候変動研究拠点長から森林総研の研究と国際連携紹介を、平田泰雅研究ディレクター（兼REDD研究開発センター長）から森林総合研究所REDD研究開発センターの業務内容を、佐藤保群落動態研究室長から同センターにおけるミャンマーでの研究成果を紹介しました。玄関ホール特設展示コーナーにて、川元スミレ国際研究推進室長が新しい木質構造用材料のCLT(Cross Laminated Timber)や伝統的継手も含めた研究紹介ポスターを解説しました。

集合写真：前列左から竹田教授、田中理事、Maung教授、沢田理事長、Oo学長、桂川理事、神崎教授