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更新日:2022年12月15日

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アラスカ大学フェアバンクス校国際北極圏研究センター (University of Alaska, Fairbanks, International Arctic Research Center: UAF,IARC)と共同研究契約(MOU)を締結しました。

森林総合研究所は1999年にアラスカ大学フェアバンクス校に国際北極圏センター(IARC)が発足して以来、フェアバンクス郊外に位置する長期生態系観測地(LTER)の一つ、カリブポーカークリーク集水域試験地(Caribou-Poker Creek Research Watershed:CPCRW)でトウヒ優占林の現存量、永久凍土面深度と地上部現存量の関係、細根現存量と生産量、蘚苔地衣類とGHG放出速度などの現地観測を行ってきました。また2005年からは、2004年に大規模森林火災を被災したポーカーフラット・オーロラ観測ロケット打ち上げ実験場(Poker Flat Research Range:PFRR)において火災後の環境モニタリングを継続してきました。この共同研究をより発展させるため2022年9月に浅野透所長が現地を訪問し、IARCとの共同研究契約(MOU)を締結しました。
現地では、ハヨ・アイケン(Hajo EICKEN)IARC所長をはじめとするIARCの研究者と森林総合研究所、信州大学の研究者を交えて、共同研究の可能性や発展方向について議論をしました。またCPCRWとPFRRを視察し研究の進展や今後の方向性について検討しました。今回のMOU締結によりアラスカ内陸部の北方林に関する共同研究がより発展することが期待されます。

アラスカ内陸の町、フェアバンクス市にあるアラスカ大学の国際北極圏研究センターと研究連携協定を結びました。
MOUに署名した浅野森林総合研究所長とHajo EICHKEN IARC所長

フェアバンクスから北東50キロ程郊外にあるカリブポーカークリーク試験地には、北向き斜面に永久凍土があり、トウヒの林が広がっています。
CPCRWに広がるブラックスプルースの疎林

2004年にカリブポーカークリーク試験地を含めた20km四方が山火事で焼失しました。18年を経過した火災跡地の凍土深度をモニタリングしてる様子。
火災後18年を経過したPPFRの激甚焼失域での凍土面深度計測

 

 

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