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更新日:2023年8月24日

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「木の酒研究棟完成見学会」を開催しました

2023年8月9日(水曜日)、13時30分より森林総合研究所(茨城県つくば市)にて「木の酒研究棟完成見学会」を開催しました。
この見学会は、木材が原料である「木の酒」を造る世界初の技術を開発してきた「木の酒」研究をさらに発展させるべく森林総合研究所が建設を進めてきた木の酒研究棟(正式名称:木質バイオマス変換新技術研究棟)が完成したことを受け、関係者ならびに報道関係者を対象として「木の酒」研究の現状と今後の展望を説明することを目的に行いました。

はじめに、大会議室にて、主に下記について説明しました。

  • 木の酒研究棟が完成したことにより、「木の酒」研究がさらに加速化されること。
  • 木の酒研究棟は民間への技術移転を行う研修施設でもあること。
  • 国内の林業振興、国産材の需要拡大、山村地域の活性化を目指して「木の酒」の社会実装を実現するために研究開発を継続していくこと。
左:森林総合研究所所長浅野透、右:森林資源化学研究領域微生物工学研究室主任研究員大塚祐一郎の写真
浅野所長挨拶(左から浅野所長、大塚主任研究員)
「木の酒」製造技術の概要、研究の進捗状況を聴講している様子
大塚主任研究員による「木の酒」研究解説

 

その後、会場を移し、木の酒研究棟見学、「木の酒」香り体験会を開催しました。それぞれの会場にて多くの質疑応答があり、盛況のうちに見学会を終えました。

木質バイオマス変換新技術研究棟を見学している様子
木の酒研究棟見学での野尻研究専門員による製造工程、装置の説明
スギ、シラカンバ、ミズナラ、クロモジの香りを比べている様子
「木の酒」香り体験会

 

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