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森林総合研究所ミッションステートメント



理事長 挨拶  

鈴木 理事長

  私たちはこれまでさまざまな科学技術を駆使して発展してきましたが、変わらないことは決して無機物から有機物はつくり出せないということです。そして、その有機物すなわち地球上のバイオマスの9割は森林に存在するのです。そこにまず、人類の持続可能な発展の基盤があります。森林は、持続可能な資源として木材を供給するとともに、国土保全、水源かん養、生物多様性の保全など私たちが安全で安心な生活をするために欠かすことのできない多くの機能を有しています。
  森林総合研究所の淵源は明治38年の農商務省林業試験所にあり、1世紀を経て独立行政法人森林総合研究所となりました。研究所のミッションは、森林・林業・木材産業に係わる研究を通じて、豊かで多様な森林の機能を活かした循環型社会の形成に努め、わが国の持続可能な発展に寄与することです。林業・林学ということばで語られてきた森林研究は、21世紀には森林のもつ多面的な機能の発揮を重視する森林科学ということばで語られるようになりました。元来、森林科学の根幹は、森林を知り、造り、そしてその機能を最大限に発揮するという再生可能な資源の持続可能性の追究です。そこで、中期計画の具体的な取り組みとしては、基礎研究として森林生物の機能と森林生態系の動態の解明に向けた研究、開発研究として地球温暖化対策に向けた研究、森林と木材による安全・安心・快適な生活環境の創出に向けた研究、社会情勢変化に対応した新たな林業・木材利用に関する研究、そして林木の優良な新品種の開発などの育種事業です。そして、今までの研究所の百年に及ぶ森林に関する研究を新たなイノベーションにつなげることがいま求められています。
   森林総合研究所は、緑資源機構の廃止に伴い水源林造成等の事業を所要の経過措置として担うことになり、森林農地整備センターが発足しました。今後、国民の負託に応えて森林・林業・木材産業に関する研究開発を効率的に推進するとともに、承継された事業を着実に実施する所存です。また、森林に関する研究開発と産業との連携を推進して、日本の将来にとってなくてはならない先導的研究機関となることを目指したいと考えます。みなさまのご理解とご支援をお願い申し上げます。

 
独立行政法人森林総合研究所   
理事長 鈴木 和夫




創立100周年を記念して、平成17年11月1日に、独立行政法人森林総 合研究所のミッションステートメントを公表しました。

「ミッションステートメント」(PDF:987KB)

独立行政法人 森林総合研究所
ミッションステートメント
ミッション(研究所の存在意義)
    森林・林業・木材産業に係わる研究を通じて、豊かで多様な森林の恵みを生かした
   循環型社会の形成に努め、人類の持続可能な発展に寄与します
ビジョン(ミッションを果たすための研究所のあるべき姿)
    日本の将来にとって、なくてはならない先導的研究機関となることを目指します
タスク(ミッションを実現するための具体的役割)
    1. 科学技術の発展に寄与します
    2. 行政施策の推進に寄与します
    3. 社会活動の活性化に寄与します
    4. 国際協力の推進に寄与します




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