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プレスリリース

2023年9月13日

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所

2023年度 森林総合研究所公開講演会
「持続可能な豊かな森を築く—資源を提供してくれる森を築くために今必要な事—」開催のお知らせ

概要

国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所は、2023年度公開講演会「持続可能な豊かな森を築く—資源を提供してくれる森を築くために今必要な事—」を10月11日(水曜日)に⼀橋大学⼀橋講堂(東京都千代田区)にて開催いたします。皆様におかれましては、本講演会の開催について、紙面、番組等で広くご案内いただくとともに、当日、ご参加いただけますと幸いです。

2023年度森林総合研究所公開講演会「持続可能な豊かな森を築く—資源を提供してくれる森を築くために今必要な事—」チラシ

背景

資源を提供してくれる森、それは私たちの先輩諸氏が「人工林」として造り、育んできた森です。近年は環境問題の解決場所として注目されてきた森林ですが、私たちが生活するうえで利用する資源を提供してくれる「森」として改めて見直す必要があります。
こうした背景には、人工林を伐採した後に改めて植栽する「再造林」が行われず、造林未済地として残される山が急速に増えていることがあります。この原因としては造林保育の経費、素材生産・流通の経費、国際経済の中での木材の価格等、一辺倒では解決できない多数の問題を含んでいます。今回はこの問題に対峙すべく始まった最新の研究を紹介します。

内容

【講演】
「イントロダクション—日本の針葉樹人工林の現状を正しく理解する—」研究ディレクター 宇都木 玄

「育林作業の省力化に向けて—最先端の技術と考え方—」九州支所 主任研究員 山川 博美

「素材生産技術の高度化—ここまできた林業機械の自動化—」林業工学研究領域 収穫システム研究室長 中澤 昌彦

「世界の情勢に左右される木材の価値—国際市場における日本の在り方—」林業経営・政策研究領域 早舩 真智

「針葉樹だけで良いのか—立木の付加価値、広葉樹利用の温故知新—」関西支所 森林生態研究グループ長 山下 直子

「時間軸も考慮した資源管理—自立できる山づくりのために—」関西支所 主任研究員 中尾 勝洋

【パネルディスカッション】
「木材利用を行なう森林のために、その理想像は 予定調和は成り立つのか」

開催日時・開催場所

  • 開催日時 20231011日(水曜日)13時00分~16時40分(12時30分受付開始)
  • 開催場所 一橋大学 一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)

その他

参加無料/事前登録不要

詳しくは下記URLをご覧ください
https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2023/20231011ffprilec/index.html

 

お問い合わせ

森林総合研究所 企画部広報普及科広報係
Tel: 029-829-8372
E-mail: kouho@ffpri.affrc.go.jp

 

 

 

 

 

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