平成22年度公開講演会+オープンラボ 要旨集
平成22年度独立行政法人森林総合研究所公開講演会+オープンラボ
「イノベーションでリードする木材需要の創出 -国産材・木質バイオマス利用拡大戦略のための研究開発-」
日時: 平成22年10月12日(火曜日)・13日(水曜日)
場所: 木材会館(東京都江東区新木場)
<公開講演会>
- 森林・林業再生プランにおける木材利用の課題 -研究開発に期待すること-
渕上 和之 (林野庁林政部木材産業課長)
- 公共建築物の木造化
青井 秀樹 (構造利用研究領域)
- 木材の難燃化と木造建築物の高層化 -現状と今後の課題-
原田 寿郎 (木材改質研究領域)
- シックハウス問題と木質建材の揮発性有機化合物(VOC)放散
井上 明生 (複合材料研究領域)
- リグニンのマテリアル利用による木質バイオマス総合利用の推進
山田 竜彦 (バイオマス化学研究領域)
<オープンラボ・セミナー>
- 日本の木質資源 -供給量や生産コストの今後-
田内 裕之 (四国支所)
- CO2冷媒ヒートポンプを応用した低環境負荷型木材乾燥装置の開発
齋藤 周逸 (加工技術研究領域)
- 超臨界二酸化炭素によるスギ材の高機能化
松永 正弘 (木材改質研究領域)
- スギを用いた集成材の強度性能を向上させる
宮武 敦 (複合材料研究領域)
- 厚物合板の床・壁等への利用
杉本 健一 (構造利用研究領域)
- 木質系廃棄物を利用した軽量な屋上緑化法
高麗 秀昭 (複合材料研究領域)
- 木質バイオマスからの新規成型材料の開発
1. 木製単層トレイの製造技術の開発
秦野 恭典 (複合材料研究領域) 他
2. 木材・プラスチック複合材(混練型WPC)の高性能化
木口 実 (木材改質研究領域) 他
- 木材成分からのマテリアル新素材の開発
1. 酵素加水分解でつくるセルロースナノファイバー
林 徳子(きのこ・微生物研究領域) 他
2. 樹木精油を利用した空気質の改善
大平 辰朗(バイオマス化学研究領域)
- 木質バイオマスエネルギー
1. 高性能木質ペレットの製造と利用
吉田 貴紘(加工技術研究領域)
2. 木質バイオエタノールの製造技術の開発
真柄 謙吾(バイオマス化学研究領域) 他
- 林業の低コスト化に役立つ林木育種 -第2世代精英樹の選抜と活用-
藤澤 義武 (林木育種センター育種部)
- 木材の土木分野での利用
桃原 郁夫 (木材改質研究領域)
- 水源林造成事業等における木材利用
1. 水源林造成事業における丸太組工法による作業道作設
山崎 一 (森林農地整備センター森林業務部)
2. 特定中山間保全整備事業等における木材利用の取組み
清水 修 (森林農地整備センター農用地業務部)