研究紹介 > 刊行物 > 研究成果選集 > 第2期 中期計画成果集 > 重点課題アイc 森林の保健・レクリエーション機能等の活用技術の開発

更新日:2011年6月10日

ここから本文です。

重点課題アイc 森林の保健・レクリエーション機能等の活用技術の開発

aic

ファイルをダウンロード

 

  • 第2期中期計画成果集 重点課題アイc 森林の保健・レクリエーション機能等の活用技術の開発
  • 編集・発行:森林総合研究所
  • 発行日:平成23年3月
  • ISBN:978-4-902606-87-4

目次

アイc1:森林セラピー機能の評価・活用技術の開発

  • 森林浴が働く女性のストレスホルモンを低下

森林浴が大学病院で働く若い女性看護師のアドレナリンなど、ストレス時に高まるホルモンを減少させ、リラックスさせることが分かりました。

  • 森林浴が中高年男性の免疫力を高める

森林浴が東京の( 中高年) お疲れサラリーマンの免疫力を高め、健康な身体を維持することが分かりました。

  • ブナ天然林での森林のセラピー効果

山形県のブナ林で森林浴実験を行った結果、自律神経活動のリラックスの指標である副交感神経活動が高まり、ストレスの指標であるコルチゾール濃度が低下するなど、人体のストレスを減少させる効果がありました。

アイc2:里山の保全・利活用及び森林環境教育システムの開発

  • 里山資源の積極的利用で、健康な次世代里山を再生する

里山林の健全性が低下しており、放置すると次世代の森林が育たない恐れがあります。地域社会で木質資源を循環利用しつつ、里山林を健康に持続させる整備手法について、行政機関やNPO・ボランティア団体、市民に提案します。

  • 森林の利用促進を図る森林環境教育システムの開発

森林環境教育システムの構成要素を明らかにし、その実践モデルとして環境教育プログラムを開発、実証しました。

  • 森林が社会にもたらす様々な恵みを評価する

森林には農業を支える昆虫類が生息しています。また、住民が多様な利用を行っている地域があります。

  • ウルシの植物学と日本における歴史

中国に野生するウルシには二つの集団があり、日本で栽培されているウルシは中国東部の集団に由来していました。

  • 魅力的な森林景観づくりへむけたガイドブック

魅力ある森林景観をつくるための計画の組み立て方や、考え方の道筋を提供するため、ガイドブックをまとめました。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:企画部広報普及科編集刊行係

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8373

FAX番号:029-873-0844

Email:kanko@ffpri.affrc.go.jp