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更新日:2016年10月19日

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第3期中期計画成果集

第3期中期計画成果集表紙画像

森林総合研究所では、5ヵ年にわたる中期計画を策定して森林・林業・木材産業に係わる研究を推進しております。このたび第3期中期計画(平成23年~27年度)で得られた主要な研究成果をとりまとめ、「第3期中期計画成果集」として発行しました。

 

 

 

 

 

重点課題A 地域に対応した多様な森林管理技術の開発

A1 多様な施業システムに対応した森林管理技術の開発

A2 森林の機能発揮のための森林資源情報の活用技術の開発


重点課題B 国産材の安定供給のための新たな素材生産技術及び林業経営システムの開発

B1 路網整備と機械化等による素材生産技術の開発

B2 国産材の効率的な供給のための林業経営・流通システムの開発

重点課題C 木材の需要拡大に向けた利用促進に係る技術の開発

C1 木材利用促進のための加工システムの高度化

C2 住宅・公共建築物等の木造・木質化に向けた高信頼・高快適化技術の開発

重点課題D 新規需要の獲得に向けた木質バイオマスの総合利用技術の開発

D1 木質バイオマスの安定供給と地域利用システムの構築

D2 木質バイオマスの変換・総合利用技術の開発

重点課題E 森林への温暖化影響評価の高度化と適応及び緩和技術の開発

E1 炭素動態観測手法の精緻化と温暖化適応及び緩和技術の開発

E2 森林減少・森林劣化の評価手法と対策技術の開発

重点課題F 気候変動に対応した水資源保全と山地災害防止技術の開発

F1 環境変動・施業等が水資源・水質に与える影響評価技術の開発

F2 多様な手法による森林の山地災害防止機能強化技術の開発

  • 深層崩壊の前兆をつかまえる(PDF:980KB)
    最近、各地で豪雨による深層崩壊が発生しています。私たちは高解像度の地形データや空中写真から崩壊発生前の前兆現象を検出して、深層崩壊の危険箇所を探し出す方法を提案しました。
  • 津波で失われた海岸林を再生するために(PDF:754KB)
    津波に耐えて残った海岸林の調査や被害地での植栽試験、シミュレーションなどを通じて、津波に対してこれまでより強く、津波被害軽減効果を期待できる海岸林を確実かつ効率的に再生する方法を開発しました。


重点課題G 森林の生物多様性の保全と評価・管理・利用技術の開発

G1 シカ等生物による被害軽減・共存技術の開発

  • シカの行動を制御して効率よく捕獲する(PDF:827KB)
    伝統的な猟法によらないシカの新しい捕獲方法を開発しました。給餌による誘引に、銃器、森林用ドロップネット、森林用囲いワナを組み合わせることによってシカの効率的な捕獲を可能としました。
  • おとり丸太の大量集積によるナラ枯れ防除(PDF:776KB)
    伐倒丸太の大量集積による虫の誘引により、生立木の枯死木を減らし、誘引した丸太はチップ化、ペレット化して殺虫するとともに、燃料や製紙用に利用して、駆除費用の大幅コストダウンを実現しました。さらに、伐倒後に多様な広葉樹林を再生する方法を開発しました。

G2 生物多様性を保全するための森林管理・利用技術の開発

  • 林業地域の中で生物多様性を保全する広葉樹林(PDF:671KB)
    スギやヒノキの人工林が大半を占める林業地において、生物多様性保全に配慮した広葉樹林の配置指針を提示しました。多様な環境(土壌、地形など)に広葉樹林を残すとともに、地域内に100ha以上のまとまった広葉樹林を確保することが有効であることがわかりました。
  • ブナ種子の豊凶は窒素が鍵(PDF:633KB)
    樹木の種子生産が大きく年変動する豊凶現象の制限要因は、樹体内の炭水化物ではなく窒素であることがわかりました。この成果は、ツキノワグマなどブナの結実に依存する野生生物の保護管理手法の策定など、幅広い分野で応用が期待されます。


重点課題H 高速育種等による林木の新品種の開発

H1 林業再生と国土・環境保全に資する品種の開発

H2 林木育種の高速化及び多様なニーズに対応するための育種技術の開発


重点課題I 森林遺伝資源を活用した生物機能の解明と利用技術の開発

I1 林木遺伝資源の収集、保存・評価技術の開発

  • アカマツの保全にむけて地理的変異を解明する(PDF:715KB)
    日本各地のアカマツ天然林を対象にDNA分析および形態調査を行いました。その結果、西南日本、中部日本及び東北日本で緩やかに遺伝的な組成が異なることや、西南日本から東北日本にかけて球果のサイズ等に地理的な違いが存在することを明らかにしました。

I2 ゲノム情報を活用した森林植物の遺伝的多様性の解明と保全・評価技術の開発

I3 樹木及びきのこ等微生物の生物機能の解明と利用技術の開発

  • 広葉樹をマツタケの宿主にすることに成功(PDF:784KB)
    針葉樹と共生するマツタケは、DNA解析の結果、潜在的に広葉樹にも共生する可能性が示唆されたため、マツタケが共生できる組織培養しやすい広葉樹を探索した結果、オオシマザクラなどの根に侵入・共生させることに成功しました。

I4 バイオテクノロジーの育種への利用技術の開発

 

 

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