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更新日:2010年5月31日

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森林資源の利用 Q21

  • Q21 : 合板から放散するホルムアルデヒドがシックハウスの原因とされていますが、住宅に合板を使っても大丈夫でしょうか?
  • A21 : シックハウス症候群の原因となる化学物質として、厚生労働省はトルエン・キシレンなどの13種類の化学物質を指定し、室内濃度指針値を定めています。ホルムアルデヒドもその中のひとつに挙げられています。2003年7月に改正建築基準法が改正され、ホルムアルデヒドを放散する建築材料はすべて規制されることになりましたが、木質建材のJAS規格(日本農林規格)またはJIS規格(日本工業規格)のホルムアルデヒド放散量区分のF☆☆☆☆(エフフォースター)に合格するものは、厚生労働省指針値を下回ることが確かめられ、規制対象外(無制限に自由に使うことが可能)となりました。木材用接着剤は水溶性ですので、トルエン・キシレンなどのような厚生労働省が指針値を策定している化学物質を含んでいませんので、「F☆☆☆☆」という表示のついている木質建材は、シックハウス対策として最先端の建材であると言うことができます。

(複合材料研究領域)

ホルムアルデヒド区分と使用可能面積

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