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更新日:2017年4月12日

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渓流水における動態

 

 

森林に放射性セシウムが蓄積しているため、森林を水源とする渓流水から放射性セシウムが流出するのではないかという懸念があります。また山村では沢水を飲用する場合もあります。そのため、環境省によって定期的に河川水や地下水などもモニタリングされています。
森林総合研究所では、福島県内6箇所で、森林を源流とする渓流水中の放射性セシウム濃度を2012年雪解け時に毎日定時にモニタリングしました。森林から流れ出る渓流水中からは、通常、放射性セシウムはほとんど検出されず(検出限界1Bq/L)、降雨があった日の一部の試料から検出されました。検出された渓流水には懸濁物質が含まれていたため、濾過したところ、濾過後の水は不検出となりました。このことから、渓流水中の放射性セシウムは、懸濁物質が主な由来であると推測されました。
大学等の研究でも、渓流水を通じた放射性セシウムの流出は微量と判断されますが、森林からの放射性セシウム流出の主要な経路なので、懸濁物質の内容やより低濃度の分析、年間の流出量などなどについて、詳細な調査が必要です。

 

<国内>

森林総合研究所


環境省

研究機関・大学・学会等

農林水産省農林水産技術会議事務局

 

海外

IAEA(国際原子力機関)

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