「グローバルなREDDプラスの枠組構築に向けて-プロジェクト活動からのスケールアップ、多様なプレーヤーの有機的連携-」
途上国の森林減少・劣化に由来する排出の削減および森林保全(REDDプラス)については、気候変動緩和策における緊急性とポテンシャルの大きさから、2005年の気候変動枠組条約第11回締約国会議(COP11)以降、技術的・方法論的側面、および政策論的側面の両面から議論が続けられてきた。2010年COP16のカンクン合意でのREDDプラスの概要に関する合意を経て、2011年末のCOP17では、REDDプラスの技術指針と資金のあり方について議論が行われ、セーフガードの情報提供システムのガイドラインと参照レベルのモダリティに合意するなど、その枠組み作りに係る議論に進捗がみられる。
REDDプラスは、資金メカニズムを介して、途上国での森林・林業政策や活動とそのための資金とをつなぐことにより、新たなプレーヤーの参加も含め、様々なプレーヤーにより、森林減少・劣化対策等の取組みを効果的に拡大・促進することが期待される。現在、国際的な枠組の検討と並行して、各国で公的機関による準備活動が進められるとともに、民間等も参加した実証活動も準備されつつある。このような活動を通じて、関係者の間で現場での実施経験に基づく様々な知見やノウハウ、グッドプラクティスが蓄積されつつあるが、一方、各プレーヤーが有機的なつながりを持って、それぞれの役割や関心を最大限に活かすためには、取組みに必要な途上国での条件整備や堅固なMRVシステムの構築、プロジェクト活動と準国/国レベルをつなぐ仕組みの構築など、取組むべき課題も多いことが明らかとなっている。また、REDDプラスへの取り組みを通じて、気候変動緩和にとどまらず、気候変動への適応、生物多様性保全や森林ガバナンスの向上といった森林をめぐるより幅広い課題にアプローチしていくことにも期待が寄せられている。
英文コンセプトノート[PDF 0.3MB]
開催日時
2012年2月7日(火) 9:45~17:30
2012年2月8日(水) 9:30~17:30
開催場所
プログラム概要
参加申し込み
セミナーへの参加をご希望の方は、登録用サイトよりお申し込みください。*登録は終了しました
参加費
無料 (定員 300名)
使用言語
日本語・英語 (同時通訳)
実施体制
主催: 森林総合研究所
共催: 早稲田大学 環境総合研究センター、国際協力機構(JICA)、地球環境戦略研究機関(IGES)、国際熱帯木材機関(ITTO)
後援: 林野庁、環境省、外務省、経済産業省、日本森林学会、日本熱帯生態学会、日本リモートセンシング学会、日本写真測量学会
お問い合わせ
独立行政法人森林総合研究所
REDD研究開発センター
E-mail: redd-rd-centerアットマークffpri.affrc.go.jp(アットマークを@に置き換えてください)
Tel: 029-829-8365
