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REDD研究開発センター 平成26年度 第2回公開セミナー案内

国際セミナー「REDDプラスの資金メカニズムとその活用」

セミナー概要

趣旨

 REDDプラスの資金メカニズムについては、2013年末に開催された気候変動枠組条約(UNFCCC)第19回締約国会合(COP19)で合意した「REDDプラスのためのワルシャワ枠組み」を受け、2014年末のCOP20リマ会合では、結果ベース支払いのための制度設計について今後の具体的な検討に向けた一歩を踏み出しました。

      

 一方、UNFCCCの下での枠組み作りに向けた議論を支援する目的で、世銀は結果ベース支払いの試行としてのFCPFカーボンファンドの運用を開始し、2013年以降、既に数カ国が承認されました。このような多国間の枠組みづくりと並行し、二国間の支援による資金協力もREDDプラス活動の早期着手に大きな役割を果たし、インドネシア、ブラジル、アフリカコンゴ川流域等森林減少・劣化からの排出の大きな地域を中心に、資金協力、技術協力など様々な形での支援が行われています。我が国も二国間クレジット制度(JCM)の下でのREDDプラス活動の実施を目指して制度的な枠組みを整えつつあります。

 また、REDDプラスホスト国や地方政府の中には、投資者である民間企業やNGOとの連携の下、VCS等の民間炭素クレジット認証スキームを活用し、パイロット的にプロジェクトに取り組む例も増えつつあります。そのようなプロジェクトレベルでの取組から得られた知見は国際的な制度設計に影響を及ぼすとともに、緊急性の高い地域でのアーリーアクションとして森林保全の実現につなげることが期待されていますが、一方でこのようなプロジェクトレベルでの取組は、準国レベルへのスケールアップやUNFCCCの下での枠組との整合性確保といった制度設計上の課題を抱えるとともに、プロジェクトへの投資者のインセンティブをどのように継続的に生み出していくかが課題となっています。

 このように、REDDプラスのための資金メカニズムは、当初予想されたようなコンプライアンスマーケットを主体としたものから、多国間、二国間、市場、非市場を含む様々な資金や支援を組み合わせて実施する方向に向かいつつあり、多様な資金をどのように組み合わせ、活用していくか、また、制度の複雑化や重複をどのように避けるのか、が大きな課題となっています。一方、REDDプラス対象各国では、受け入れた国際資金をどのように活用し、森林減少・劣化の現場でドライバーに対処していくのかについて、国内における早急な体制整備と制度設計が求められています。

 このような背景の下、本セミナーでは、REDDプラスの資金に関する最新の国際的な動向について情報共有を図るとともに、その今後の課題と展望について議論します。また、REDDプラス各国内における国際資金の効率的な管理・運用に向けた制度設計、既存の国内制度や公的支援との組み合わせによる効果的なドライバー対策等に関する知見を共有し、各国のREDDプラス推進による持続可能な森林経営の実現に向けた方策について議論します。


 セミナーフライヤー

開催日時

平成27(2015)年2月3日(火)~4日(水)10:00~17:30 2日間

会場

東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール (東京都文京区本郷7-3-1)

定員

両日とも約200名

使用言語

日本語・英語 (同時通訳)

プログラム

2月3日(火)

時間 氏名 所属 内容
開会セッション
10:00 開会
10:00 - 10:30 鈴木 和夫 森林総合研究所 理事長 開催挨拶
沖 修司 林野庁 次長 来賓挨拶
松本 光朗 森林総合研究所
REDD研究開発センター長
開催趣旨説明
基調講演 気候変動に対処する資金メカニズム、その到達点と課題:REDDプラスの観点から
モデレーター: 松本 光朗 (森林総合研究所)
10:30 - 11:20 高村 ゆかり 名古屋大学 教授
質疑応答(10分)
セッション2 REDD+のための国際資金メカニズム-準備段階から実施へ【テレビ会議】
モデレーター: 宮薗 浩樹 (国際協力機構)
11:20 - 12:40 導入・スピーカー紹介
エリザ・バローディ(TV参加) 世界銀行
タオ・ワン(TV参加) 緑の気候基金
質疑応答(30分)
12:40 - 14:00 昼休み(70分)
14:00 - 14:30 マリア・ホセ・サンサンチェス UN-REDD/国連食糧農業機関
質疑応答(10分)
セッション3 REDD+資金の調達に向けた民間企業とNGOの役割
モデレーター: 山ノ下 麻木乃 (地球環境戦略研究機関)
14:30 - 16:00 導入・スピーカー紹介
ピーター・グラハム WWFインターナショナル
ガブリエル・エイコフ フォレストカーボンパートナーズ
松本 光朗 森林総合研究所
質疑応答(20分)
16:00 - 16:20 コーヒーブレイク(20分)
パネルディスカッション REDD+のための国際資金スキームはどこへ向かうのか?
モデレーター: マ ハンオク (国際熱帯木材機関)
16:20 - 17:20 パネリスト:
・マリア・ホセ・サンサンチェス (UN-REDD/国連食糧農業機関)
・ピーター・グラハム (WWFインターナショナル)
・ガブリエル・エイコフ(フォレストカーボンパートナーズ)
・松本 光朗(森林総合研究所)
・バンバン・スプリヤント (インドネシア環境・林業省)
クロージングセッション  第1日まとめ
17:20 - 17:30 松本 光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター
17:30 閉会
18:00-20:00 懇親会(レストラン カポ・ペリカーノ)

2月4日(水)

時間 氏名 所属 内容
開会セッション
10:00 開会
10:00 - 10:10 松本 光朗 森林総合研究所
REDD研究開発センター
導入
基調講演 REDDプラスの資金:論点と課題
モデレーター: 阿部 健一 (総合地球環境学研究所)
10:10 - 11:10 ウィリアム・サンダリン 国際林業研究センター
質疑応答(20分)
セッション2 REDDプラス関連資金の管理と運用
モデレーター: 井上 泰子 (林野庁海外林業協力室)
11:10 - 13:00 導入・スピーカー紹介
ヤオ・クエキー ガーナ森林委員会
久保 英之 REDD+専門家、前国連食糧農業機関
アントニオ・フェレイラ・アウグスト・セラ エンバイロトレード
ロマス・ガーバリアウスカス コンサベーション・インターナショナル
質疑応答(30分)
13:00 - 14:00 昼休み(60分)
セッション3 森林保全と持続可能な森林経営に向けた制度設計-環境サービス支払いから-
モデレーター: マ ハンオク (国際熱帯木材機関)
14:00 - 15:40 導入・スピーカー紹介
ヘクター・アクレ・ベナビデス コスタ・リカ環境省
バンバン・スプリヤント インドネシア環境・林業省
パム・ホン・ルオン ベトナム林業省
質疑応答(30分)
15:40 - 16:10 コーヒーブレイク(30分)
パネルディスカッション
REDDプラス資金のアクセスと活用に向けた課題

モデレーター: 松本 光朗 (森林総合研究所)
16:10 - 17:20 パネリスト:
・ウィリアム・サンダリン (国際林業研究センター)
・ヤオ・クエキー(ガーナ森林委員会)
・アントニオ・フェレイラ・アウグスト・セラ (エンバイロトレード)
・ロマス・ガーバリアウスカス (コンサベーション・インターナショナル)
・ヘクター・アクレ・ベナビデス (コスタ・リカ環境省)
・パム・ホン・ルオン(ベトナム林業省)
クロージングセッション
17:20 - 17:30 松本 光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター
17:30 閉会

実施体制

主 催:独立行政法人森林総合研究所

共 催:独立行政法人国際協力機構(JICA)、国際熱帯木材機関(ITTO)

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)、国際林業研究センター(CIFOR)

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所(RIHN)

後 援:林野庁、外務省、経済産業省、環境省、日本森林学会、日本熱帯生態学会、日本写真測量学会

日本リモートセンシング学会

事務局:REDD研究開発センター(独立行政法人森林総合研究所内)

問合せ・参加申し込み

森林総合研究所 REDD研究開発センター 公開セミナー運営事務局

国際緑化推進センター(担当: 棚橋、高橋)       

Tel: 03-5689-3450       

E-mail: redd-plus@jifpro.or.jp       

オンライン登録     

参加費

無料(事前申し込みが必要)

懇親会費は別途(4千円)