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ブナ林の分布(北限、南限等)を決める気候条件を解明 -温暖化影響予測に道を拓く-

2004年3月5日掲載

論文名 Climatic controls on distribution of Fagus crenata forests in Japan (ブナ林の分布を規定する気候因子の検出)
著者(所属) 松井 哲哉(重点研究支援協力員)、八木橋 勉、中谷 友樹(立命館大学) 、田中 信行、垰田 宏
掲載誌 Journal of Vegetation Science (植生科学雑誌、スウェーデン)、15巻1号、2004年3月
内容紹介

 ブナ林の分布を規定する気候因子を分布モデル(分類樹解析)を用いて解析し、分布確率を示す潜在分布マップを作成した。全国の各1キロメッシュにおけるブナ林(23,000メッシュ)の有無と気候条件をデータベース化し、解析に用いた。 予測精度は91%と高かった。 ブナ林分布への気候因子の貢献度は寒候期降水量、 暖かさの指数、最寒月最低気温、暖候期降水量の順に高いことが判明した。この成果は、地球温暖化がブナ林へ及ぼす影響を予測する足掛かりとなるものである。

 

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