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エゾゼミ類の酷似した鳴音も主成分分析でスッキリ同定

2004年9月14日掲載

論文名 Identification of Tibicen cicada species by a Principal Components Analysis of their songs(エゾゼミ類の鳴音主成分分析による同定)
著者(所属) 大谷 英児(東北支所)
掲載誌 Anais da Academia Brasileira de Ciências (ブラジル自然科学アカデミー紀要)、76巻2号、2004年6月
内容紹介

 エゾゼミ3種の移動・分布特性から、回廊の機能を評価できる可能性がある。しかし、これらの種の鳴音は互いに酷似していて、区別しにくい。そこで、エゾゼミ・アカエゾゼミ・コエゾゼミ3種の野外録音音源の平均周波数とシラブル数を主成分得点法で分析したところ、3種は互いに異なるクラスターに分類された。これまでアカエゾゼミ・コエゾゼミは採集も鳴音同定も困難であったが、この方法により容易に同定できる見通しが得られた。今後はブナ林の分断化とこれら3種のセミの分布との関係解明等に、この調査法を用いる。

 

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