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斜面上部のマツは菌根の発達がよくマツ材線虫病に強い

2005年2月7日掲載

論文名 Ectomycorrhizal development in a Pinus thunbergii stand in relation to the location on a slope and their effects on tree mortality from Pine Wilt Disease(クロマツの植栽斜面位置が外生菌根の発達とマツ材線虫病罹病性に及ぼす影響)
著者(所属) 明間 民央(九州支所)、二井 一禎(京都大学)
掲載誌 Journal of Forest Research(日本森林学会英文誌、日本)、10巻2号、2005年4月掲載予定
内容紹介  山口県周南市の斜面に植栽されたクロマツ人工林では、マツ材線虫病で多くのマツが枯れたが、生き残った個体は斜面上部で多かった。枝樹皮上のマツノマダラカミキリの囓りあと(病原体マツノザイセンチュウの侵入口)の数は斜面上部の木と下部の木で差はなく、感染機会の差がその理由とは考えられなかった。一方、養分や水分の吸収を促進する菌根の発達が最もよかったのは斜面上部であった。斜面上部に植栽された、菌根の発達がよいクロマツはマツ材線虫病にやや強くなっているのかも知れない。

 

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