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長期、広域にわたる調査でブナの種子の豊凶パターンを解明

2005年3月22日掲載

論文名 Mast seeding and its spatial scale in Fagus crenata in northen Japan(北日本におけるブナの豊凶現象とその空間スケール)
著者(所属) 鈴木 和次郎(森林植生領域)、大住 克博(関西支所)、正木 隆(森林植生領域)
掲載誌 Forest Ecology and Management (森林の生態と管理、オランダ)、205巻1号、2005年2月
内容紹介  苗木生産用ブナ種子を安定的に確保するためには、周期性等ブナ結実の豊凶現象を広域的に把握する必要がある。東北森林管理局管内約150箇所で、1989年以後12年間の結実状況調査記録を解析した。東北全体でブナが豊作だった年は2回のみ、その逆に凶作以下だった年は5回あった。東北南部域、北部域、及び秋田県中央部から青森県津軽平野域にかけての3地域において、豊凶が同期する現象等がみられた。これらの知見は、ブナの効率的な苗木確保のための結実予測技術や、ツキノワグマなど野生生物の餌資源の適正な管理技術への応用が可能である。

 

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