ホーム > 研究紹介 > 研究成果 > 研究最前線 2005年紹介分 > 超臨界二酸化炭素処理で木材の水浸透性大幅改善、その機構を解明!

ここから本文です。

超臨界二酸化炭素処理で木材の水浸透性大幅改善、その機構を解明!

2005年5月16日掲載

論文名 Improved water permeability of sugi heartwood by pretreatment with supercritical carbon dioxide(超臨界二酸化炭素前処理によるスギ心材の水浸透性改善)
著者(所属) 松永 正弘、松永 浩史、片岡 厚、松井 宏昭(木材改質研究領域)
掲載誌 Journal of Wood Science(日本木材学会英文誌、日本)、51巻2号、2005年4月
内容紹介  木材の防腐・防蟻等の機能性を向上させるためには、一般的に、薬剤を木材に注入する。その際、木材内部まで十分に薬剤を拡散浸透させることが重要である。今回、薬剤浸透を阻害する成分などを除去するために、40℃・120気圧の超臨界二酸化炭素で7時間スギ材を処理したところ、スギ心材は、未処理材と比較して約7倍もの水浸透性を示した。電子顕微鏡での観察により、その機構は仮道管同士を繋ぐ壁孔を塞いでいた沈着物質が取り除かれたため、と判明した。当処理法の薬剤浸透性向上効果が、これにより説明された。

 

お問い合わせ

所属課室:企画部広報普及科

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8135

FAX番号:029-873-0844