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ヒタキがスギ林にタネをまく

2005年9月26日掲載

論文名 針葉樹人工林におけるアカメガシワの種子散布者としての鳥類
著者(所属) 佐藤重穂、酒井敦(四国支所)
掲載誌 日本鳥学会誌、54巻1号、2005年9月
内容紹介  人工林伐採跡地の植生回復メカニズムを解明するために、伐採跡地での優占度がもっとも高い樹種であるアカメガシワの種子散布機構についてスギ人工林の林縁部に成育するアカメガシワ着果木を観察し、いつ、どのような種類の動物にどのくらいの頻度で食べられるか調べた。その結果、9~11月に8種の鳥類がアカメガシワの種子を食べて糞とともに散布し、特にヒタキ類による散布が多かった。鳥類の行動圏の広さから、アカメガシワの種子散布範囲は数百m以内と考えられる。人工林の林縁部にアカメガシワが生育していれば、数百mの範囲内では人工林を伐採してもアカメガシワによる植生の回復が期待される。

 

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