ホーム > 研究紹介 > 研究成果 > 研究最前線 2005年紹介分 > エノキタケ栽培劣化株の簡易判定法

ここから本文です。

エノキタケ栽培劣化株の簡易判定法

2005年10月25日掲載

論文名 Simple colorimetric method for detecting degenerate strains of the cultivated basidiomycete Flammulina velutipes (Enokitake). (栽培担子菌エノキタケの劣化株を簡単に検出する方法)
著者(所属) 馬替 由美(きのこ・微生物研究領域)、赤羽 弘文、中村 公義(長野野菜花き試)、角田 茂幸(長野農業総試)
掲載誌 Applied and Environmental Microbiology(応用・環境微生物学、米)、71巻10号、2005年10月
内容紹介  何らかの原因によって栽培きのこが子実体を作らなくなる劣化と呼ばれる現象は、きのこ産業にとって深刻な問題である。色素(ブロモチモールブルー;BTB)と乳糖を添加した液体培地(YBLB)でエノキタケ菌糸を培養したところ、正常な菌株はBTBを脱色して培地の色が黄色となる一方、劣化菌株は変色せず、簡単に劣化株を判別できることがわかった。このYBLB法によって正常、または劣化の判定を下した菌株を実際の栽培に供試したところ、子実体形成不全出現がYBLB法の結果を反映していた。この方法は、育種の際に子実体形成能の優秀な菌株を選抜することにも応用可能である。

 

お問い合わせ

所属課室:企画部広報普及科

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8135

FAX番号:029-873-0844