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スギ細根の土壌への有機物供給量を明らかにした

2006年1月5日掲載

論文名 Estimating the production and mortality of fine roots in a Japanese cedar (Cryptomeria japonica D. Don) plantation using a minirhizotron technique(ミニライゾトロン法によるスギ人工林における細根の生産量と枯死量の推定)
著者(所属) 野口 享太郎(立地環境研究領域)、阪田 匡司(北海道支所)、溝口 岳男(関西支所)、高橋 正通(立地環境研究領域)
掲載誌 Journal of Forest Research(日本森林学会英文誌、日本)、10巻6号、2005年12月
内容紹介  樹木は地中に広く根を張り巡らせる。直径1-2mm以下の細根は樹木の養分吸収の役割を担うが、枯死脱落しやすく、枯死根は土壌へ有機物を供給する役割ももつ。スギの細根の伸長と枯死量を調べるため、土壌に透明チューブを埋設し1年間継続して観測した(ミニライゾトロン法)。その結果、細根の伸長は土壌の環境や季節の影響を強くうけ、地表付近で大きく、冬季よりも夏季に大きいことが分かった。また、1年間の細根枯死量は約300g/m2と推定され、土壌への主要な有機物供給源の一つと考えられた。

 

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