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渓畔林の幅はどこまで必要か? -落葉散布推定モデルを開発-

2006年2月3日掲載

論文名 モデルによる河畔域の落葉散布パターンの評価
著者(所属) 阿部 俊夫(水土保全研究領域)、坂本 知己(気象環境研究領域)、田中 浩(森林植生研究領域)、延廣 竜彦、壁谷 直記(水土保全研究領域)、萩野 裕章(気象環境研究領域)
掲載誌 応用生態工学、8巻2号、2006年1月
内容紹介  渓畔林は川の生態系に有益な機能を多く有する。なかでも、落葉は川の生物を支える重要なエネルギー源となっているため、供給源となる範囲を保全する必要がある。落葉供給源の特定には、落葉散布距離の解明が不可欠であるが、高さ15mと18mの樹木に関する観測では、落葉の90%が15m以内に落下していた。既存の種子散布モデルを改良し、風速や葉の落下速度、樹高などから落葉散布を計算したところ、観測結果をある程度再現できた。本研究により、落葉供給源として必要な渓畔林の幅が推定できるようになった。

 

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