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極東ロシアにおける森林伐採は土壌のメタン吸収を低下させる

2006年2月15日掲載

論文名 Effect of Deforestation on CH4 Uptake in Khabarovsk, Eastern Siberia, Russia(ロシアハバロフスクにおける森林伐採が土壌のメタン吸収におよぼす影響)
著者(所属) 森下 智陽(立地環境研究領域)、波多野 隆介、高橋 邦秀(北海道大学)、L. Kondrashov(極東林業研究所)
掲載誌 Phyton(ファイトン、オーストリア)、45巻4号、2006年1月
内容紹介  森林土壌は地球温暖化ガスであるメタンを吸収するが、森林伐採はその吸収に影響を与える可能性がある。広大な森林面積をもつロシアでは、近年急速に森林伐採が進んでいる。そこでロシアハバロフスク近郊の天然林と伐採地におけるメタン吸収量を比較した。天然林の土壌はメタンを毎時63μgC/m2吸収するが、伐採跡地では5μgC/m2しか吸収しなかった。これは伐採後、樹木の吸水が停止して土壌が湿ったため、通気性が悪化して大気中のメタンを土壌が吸収しにくくなったことが原因と考えられる。

 

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