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スギ花粉から多数のアレルゲン類似遺伝子を発見

2006年12月22日掲載

論文名 Analysis of expressed sequence tags from Cryptomeria japonica pollen reveals novel pollen-specific transcripts.(スギ花粉のEST解析により、新たな花粉特異的転写産物の存在を示す)
著者(所属) 二村 典宏(生物工学研究領域)、伊原 徳子(森林遺伝研究領域)、西口 満(生物工学研究領域)、金森 裕之(STAFF研究所)、吉村 研介(森林遺伝研究領域)、阪口 雅弘(理化学研究所)、篠原 健司(生物工学研究領域)
掲載誌 Tree Physiology (樹木生理学、カナダ)、26巻12号、2006年12月
内容紹介  近年、スギ花粉症の原因物質であるアレルゲンが次々と明らかにされています。しかし、スギ花粉でどのような遺伝子が発現しているかを網羅的に解析した研究はありませんでした。本研究では、スギ花粉で発現する遺伝子を大規模に収集し、それらの塩基配列情報と植物のDNAデータベースの情報を比較して1,365種類の遺伝子を分類・同定しました。それらの中には、スギ以外の植物由来のアレルゲン遺伝子と類似している遺伝子が15種類存在することを明らかにしました。これにより、まだ知られていないスギ花粉アレルゲンが存在することがわかり、今後のスギ花粉症対策に役立つことが期待されます。

 

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