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蛾の密やかなラブソング:鱗粉による発音のメカニズムと交尾行動における機能の解明

2008年8月12日掲載

論文名 Moths produce extremely quiet ultrasonic courtship songs by rubbing specialized scales(蛾は特殊な鱗粉を擦り合わせることにより、超音波域の密やかなラブソングをうたう)
著者(所属) 中野 亮(東京大学)、Niels Skals(南デンマーク大学)、高梨 琢磨(森林昆虫研究領域)、Annemarie Surlykke(南デンマーク大学)、小池 卓二・吉田 圭祐(電気通信大学)、丸山 裕孝(NHK放送技術研)、田付 貞洋・石川 幸男(東京大学)
掲載誌 Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (米国科学アカデミー紀要、アメリカ)、105巻33号、2008年8月
内容紹介  森林総合研究所は、東京大学、南デンマーク大学、電気通信大学、NHK放送技術研究所と共同で、アワノメイガのオスがきわめて微弱な超音波を用いてラブソングをうたうことを発見しました。この歌は、オスが翅と胸部にある特殊な鱗粉をこすり合わすことで生じ、メスが交尾を受け入れる際に重要な役割を果たしています。微弱な超音波の利用はメスをめぐる競争相手や天敵による盗聴を避けるのに有効と考えられ、今後同様の現象が多くの昆虫や動物で発見されるものと期待されます。
 *http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/ishikawa.html(東京大学プレスリリース)

 

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