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熱帯荒廃地への植林はチョウ類の多様性に悪影響を与えるか? 

2008年9月17日掲載

論文名 Butterfly assemblages in plantation forest and degraded land, and their importance to Clean Development Mechanism-Afforestation and Reforestation.(植林地と荒廃地におけるチョウ類群集とCDM新規/再植林におけるその重要性)
著者(所属)

中牟田 潔(企画部研究情報科)、松本 和馬(森林昆虫研究領域)、Woro A. Noerdjito(インドネシア科学院動物学博物館)

掲載誌 Tropics(日本熱帯生態学会誌、日本)、 17巻3号、2008年9月
内容紹介  クリーン開発メカニズム(CDM)植林を行うにあたって、植林を行おうとする者は、植林が植林予定地域内外の生物多様性や生態系にどのような影響を与えるかを事業設計書に記載することが求められます。しかしながら、荒廃地への植林が生物多様性にどのような影響を与えるかを調べた例はほとんどありません。そこで、インドネシア・ロンボク島の植林地とその周辺の非森林荒廃地の間で、チョウ類の多様性を調査しました。その結果、植林後森林性の種が増加すること、および植林自体によりチョウ類の種数や種多様性が植林前の非森林よりも低下することはありませんでした。この結果をもとに植林を避けるべき場所、樹種について指針を提案しました。

 

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