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マツノザイセンチュウ以外の病原線虫

 2010年9月27日掲載

論文名  An inoculation experiment of Japanese Bursaphelenchus nematodes on Japanese black and red pine, Pinus thunbergii and P. densiflora(クロマツ、及びアカマツに対する日本国内産 Bursaphelenchus 属線虫の接種試験)
著者(所属)  神崎 菜摘・相川 拓也(森林微生物研究領域)、前原 紀敏・市原 優(東北支所)
掲載誌

Journal of Forest Research (日本森林学会英文誌) 16巻 (2011年発行予定)

doi:10.1007/s10310-010-0225-6(外部サイトへリンク)

内容紹介

マツ材線虫病(マツ枯れ)の病原体であるマツノザイセンチュウには約120種の近縁種が知られていますが、近年になって日本国内からも多くの種が検出され、それらの病原性が心配されます。そこで、これらの線虫のマツ類に対する病原性を調査したところ、9種類の線虫のうち3種類が、クロマツに対する弱い病原性をもつことが確認されました。これらの線虫が今すぐ大量枯損を引き起こすということはないと考えられますが、今後、外来樹種に対する病原性や、気候変動の影響をも考慮して、これら国産線虫の潜在的リスクに注意をしていく必要があります。

 

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