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雪と空気の温度の違いから積雪深を測定する新装置

 2012年4月5日掲載

発明の名称 感温式積雪深計およびその計測方法
発明者及び所属

大原 偉樹(森林総合研究所関西支所)

特許番号 特許第4797188号
特許年月日 平成23年8月12日
特許の説明 商業電源がない山岳地では、積雪深を経時的に測定することは極めて困難です。積雪には温度の伝達速度が、0.8~2.8 cm/hと非常に遅い性質があります。この性質を利用して、垂直に一定の間隔で温度を測定すれば、外気温と全く異なる温度の高さまでを積雪深と見なし、積雪深を知ることができます。しかし、支柱が完全に雪に埋まっていない場合、一本の支柱で温度を測定すると、輻射熱の影響により支柱の周囲に窪みができて、外気が入り込むため、実際の積雪深より小さくなります。この不具合は、高さが一定の間隔で異なる支柱を多数の立て、それぞれの先端の温度を測定することにより解消できます。この方法では、安価で単純な装置を多数の地点に設置することができ、山岳地での積雪調査を可能とします。

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