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木造住宅に伝わってくる振動を見える化

2015年4月15日掲載

論文名

森林総合研究所モデル木造住宅における環境振動の伝搬性状

著者(所属)

宇京 斉一郎 (構造利用研究領域)、佐野 泰之 (愛知工業大学)、末吉 修三・杉本 健一・青木 謙治 (構造利用研究領域)、小林 久高 (島根大学)、原田 真樹 (構造利用研究領域)

掲載誌

森林総合研究所研究報告、Vol.13、No.1、森林総合研究所、2014年3月 論文へのリンク

内容紹介

建物の中にいると、地震が起きていなくても、近隣道路での車やトラックの通過や建設工事によって不快な振動が感じられることがあります。木造住宅の内部にそのような振動がどのように伝わっているか、分かれば対策を取ることができます。

そこで、森林総合研究所内に建てられた木造住宅をモデルケースとして、木造住宅の外に加振機を設置して人工的に振動を発生させ、住宅の内部に伝わってくる振動をいろいろな場所で細かく測定することで、住宅内の振動の大きさを見える化したマップを作成しました。

このマップを見ると、同じ階の床でも、その下に壁や柱といった床を支える部材がある場所での振動は小さく、床の下に支えるものが何もない場所での振動が大きいことが見て取れます。また、振動の周期によっては、家の外よりも中で揺れが大きくなる現象も分かります。

このような振動の見える化によって、家のどのような場所で振動が生じやすいか、またどれぐらいの大きさになるかを予測し、より快適な住空間をつくることができます。

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