森林総合研究所 所報 bW4・2008-3
 
おしらせ 平成20年度多摩森林科学園森林講座のお知らせ
「所報」の最終号発刊にあたって


◇平成20年度多摩森林科学園森林講座のお知らせ 
  多摩森林科学園では下記スケジュールで森林講座を開講します。
  これは、森林総合研究所の研究成果を一般の方々に分かりやすく解説し、森林・林業や木材への興味をさらに深めていただくために行うものです。どうぞお気軽にお申し込みください。
 
5月30日(金)
湿地林と人々の暮らし
 −東南アジアを中心に−

  湿地林はさまざまな林産物を提供し、漁場として人々の暮らしを支えるユニークな生態系です。また湿地林は地下に多量の炭素を蓄積し、地球温暖化の防止に役立っています。

森林講座5月30日
講師:田淵隆一
(国際連携推進拠点長)


6月20日(金)
孤島の巨樹、ヤクタネゴヨウ
 −迫る絶滅の危機から保全は可能か?−

  鹿児島県の屋久島と種子島にのみ分布するヤクタネゴヨウが、絶滅の危機に瀕しています。このマツの衰退状況と、一般市民等と取り組んでいる保全活動について紹介します。

森林講座6月20日
講師:金谷整一
(森林遺伝研究領域主任研究員)


7月 8日(火)
木材使ってダニ防除

  アレルギー性疾患の原因となるチリダニ類と住環境の関わり、木の香りのダニ防除効果を、チップや木材を原料とした畳を用いた実験を通して紹介します。

森林講座7月8日
講師:平松靖
(複合材料研究領域主任研究員)


8月21日(木)
林地残材チップでバイオマスエネルギー利用拡大

  我が国で林地残材のエネルギー利用を拡大するには、残材収集システムの整備、地域の熱需要の掘り起こし、高性能チップボイラーの導入が重要であることを説明します。

森林講座8月21日
講師:久保山裕史
(林業経営・政策研究領域主任研究員)


9月12日(金)
渓流水質で環境の健康診断

  森林域を爽やかに流れる渓流。同じように見えて場所によって異なる渓流水の水質について、また、降水についても長期間のモニタリングや広域調査の結果を紹介します。

森林講座9月12日
講師:伊藤優子
(立地環境研究領域主任研究員)


10月1日(水)
噴火跡地に緑を再生する
  噴火で緑が失われて裸地状態の火山では土石流等の土砂災害の危険性が高まります。三宅島や雲仙普賢岳の噴火跡地に緑を再生する方法を紹介することによって、火山に緑があることの防災的意義と緑の再生を取り巻く課題を解説します。

森林講座10月1日
講師:小川泰浩
(水土保全研究領域主任研究員)

10月24日(金)
オオタカと人との共生について考える
  オオタカは平野や里山に生息するため人間の活動と切り離した保全を行うことができない。オオタカと人間はどうやれば共存できるのか?

森林講座10月24日
講師:尾崎研一
(森林昆虫研究領域チーム長)


11月11日(火)
バイオマス林の育成

  成長の早い樹木をごく短い期間で育て、木質ペレットやバイオエタノールなど環境に優しい燃料の原料とする試み、バイオマス林の育成について解説します。

森林講座11月11日
講師:丸山温
(北海道支所地域研究監)


12月3日(水)
日本の山火事と世界の山火事

  近年、アメリカやインドネシアなどの世界各地で大規模な山火事が発生し、多くの森林が焼失しています。山火事の発生・拡大のメカニズムとその対策について、日本と世界を比較しながら解説します。

森林講座12月3日
講師:後藤義明
(気象環境研究領域チーム長)


1月15日(木)
スギ花粉症と森林管理
 −未来のために今できること−

  スギ花粉量は皆伐の減少や地球温暖化により今後も増えると予想されます。何もしなかったときの花粉量を21世紀末まで推定し、対処の課題について解説します。

森林講座平成21年1月15日
講師:清野嘉之
(温暖化対応推進拠点長)






時間:午後1時15分〜午後3時
会場:多摩森林科学園(集合場所:森の科学館)
定員:各回60名(申込多数の場合は抽選)
受講料:無料(ただし、入園料として300円必要です)

お申込み方法
往復はがき、ファックスまたは電子メールで1)受講したい講座名、2)住所、3)氏名、4)電話番号をお書きのうえ、受講希望講座開催日の2週間前必着でお申し込み下さい。往復はがきによるお申込みは、1通に対し1講座1名の応募とさせていただきます。電子メールによるお申込みは、多摩森林科学園ホームページをご覧下さい。

お申し込み・お問い合わせ
多摩森林科学園
 〒193-0843
 八王子市廿里町1833-81
 TEL:042-661-0200
 FAX:042-661-5241
 ホームページ
  http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/

JR中央線、京王電鉄高尾線「高尾駅」北口より徒歩約10分

※駐車場がありませんので、お車でのご来園はご遠慮下さい。

多摩森林科学園マップ

 


◇「所報」の最終号発刊にあたって
  巻頭言にて林良興監事が記していますように、林業試験場時代から44年間、524号にわたって発行してきました森林総合研究所「所報」は、今号をもって廃刊となります。永年にわたってご愛読いただき、ありがとうございました。現在、一般向けの広報誌を新年度から発行すべく準備を進めております。引き続き新たな広報誌もご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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