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更新日:2022年5月10日
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コガラ(シジュウカラ科)
poecilemontanus
コガラは北海道から九州まで分布するシジュウカラ科の小鳥で、体長は約13cmです。頭は黒色で、ベレー帽をかぶったように見えます。背は灰色で、頬と喉は白色で、喉に小さな黒色の斑があります。
種としてはユーラシア大陸中緯度地域を中心にヨーロッパから極東アジアまで広く分布します。日本産の亜種は北海道、本州、四国、九州に留鳥として生息します。北海道では平地でもみられますが、本州以南では山地に生息します。亜高山帯で繁殖した個体は、冬には低標高地に移動して越冬します。四国では標高1000m以上の山地の針葉樹林や落葉広葉樹林でみることができます。秋から冬にかけてシジュウカラやヒガラなどと一緒に混群を形成することもあります。
2022年4月18日高知県大豊町梶ヶ森にて撮影
(写真と文:佐藤重穂)
本記事公開日:2022年5月10日
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