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ホーム > 研究紹介 > 研究成果 > 今月の一枚 > №291:サンコウチョウ

更新日:2020年9月1日

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今月の一枚(№291):サンコウチョウ

sankoutyou1

 

サンコウチョウ(カササギヒタキ科)

Terpsiphone atrocaudata atrocaudata

 

 本州、四国、九州などに渡来する夏鳥で、平地から低山の暗い森林で繁殖します。冬期はインドシナ半島やスマトラ島などで越冬します。なお、奄美大島以南の南西諸島には、本種の別亜種リュウキュウサンコウチョウが繁殖します。

 雄は繁殖期には約30cmもの長い尾羽があるため、体長は45cmになりますが、雌の尾羽は短く、体長は18cm程度です。顔面が黒紫色、腹部は白く、背面はやや赤みのある黒紫色で、雄のアイリング(目の周囲)と嘴は明るい水色をしています。雌はアイリングと嘴の水色は不明瞭で、背中と尾は赤褐色です。なお、非繁殖期には、雄の長い尾羽は抜けて、雌と同じくらいの体長になります(写真は幼鳥で、アイリングや嘴の色が不明瞭で、尾羽も長くありません)。

 昆虫食で、おもに森林内で飛翔中の昆虫を捕食します。繁殖期には「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」と聞こえる声でさえずり、この声の前半部分が「月・日・星」と聞きなせることから、三光鳥という名が付きました。

 英名はJapanese Paradise Flycatcher(ジャパニーズ・パラダイス・フライキャッチャー;日本の天国のヒタキの意)です。

 静岡県の県鳥であり、サッカーJリーグのジュビロ磐田のマスコットはサンコウチョウがモチーフとなっています。

 

写真・文 佐藤重穂 2020年8月3日 高知県土佐清水市にて撮影 

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