文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ホーム > 研究紹介 > 九州・四国地域の若齢造林地におけるシカ被害対策の⾼度化(アンケート設置)

更新日:2020年9月1日

ここから本文です。

九州・四国地域の若齢造林地におけるシカ被害対策の高度化

森林総合研究所交付⾦プロジェクト1(2017~2020)

プロジェクトの概要

sika2

全国的にニホンジカの生息数が増加し、造林地でも採食などによって大きな被害を受けています。造林地での一般的なシカ被害対策は、シカの侵入を防ぐ防鹿柵の設置です。しかし、防鹿柵の破損などによってシカの侵入を完全に防ぐことは難しいのが現状で、柵内での被害も多々報告されています。また、防鹿柵は設置だけでなく、その後のメンテナンスや撤去のコストも必要となりますが、現時点では柵の撤去までのコストは計算されておらず、いずれ柵の撤去が大きな問題となると懸念されます。防鹿柵のほかには、造林木を単木的に保護するツリーシェルターや、シカの食害を受けやすい高さより大きな苗を植える大苗植栽があります。

これらのシカ被害対策(防鹿柵・ツリーシェルター・大苗植栽)の効果は、シカ生息密度や立地条件などに左右されますが、これらを比較検証した事例はほとんどありません。また、設置から撤去までを考慮してコストを計算した例もまだわずかです。

本研究では、九州・四国地域をフィールドとして、シカ生息地で人工林を更新させる初期保育技術として、防鹿柵を使わないシカ被害防除技術を検証し、シカ生息数・影響レベルを明らかにしたうえで各対策の適用範囲を示した施業オプションを提示することを目的としています。

研究のトピック(個別のテーマ)

 ○ ツリーシェルター内の微気象とスギの成⻑特性の解明
○ ツリーシェリター施⼯地でのシカ被害状況の把握
○ 防⿅柵内でのシカ被害状況の広域把握
○ シカ影響レベルの簡易判定法の開発
○ 植栽した⼤苗に対する⾓擦り被害の把握
○ シカ推定密度マップの作成
○ 各シカ被害対策の設置から撤去までのコスト評価

 

p3 p2 p1

     ツリーシェルター施工地           盆栽状になったスギ              破損した防鹿柵

市町村のシカ被害対策動向のアンケート調査

シカ被害対策の施業オプションの提示においては、市町村におけるシカ害対策への支援やシカ害に対する認識も考慮したく、それらの把握のため、九州・四国の市町村役場の林務ご担当者様を対象としたアンケート調査を実施中です。なお、アンケート質問票は、調査協力を依頼した市町村役場の林務ご担当者様のみを対象に郵送にて配布しております。電子データで提出の場合は、ここからファイル(エクセル形式)をダウンロード可能です。

アンケート質問票 :ダウンロード(誤解を招く表現があったため,アンケート票を改訂しました(2020/8/28))
アンケートの返送先:shigakaori@affrc.go.jp
問い合せ先    :森林総合研究所 林業経営・政策研究領域  志賀 薫
          TEL: 029-829-8320 又は 上記のメールへ

お問い合わせ

所属課室:四国支所地域連携推進室 

〒780-8077 高知県高知市朝倉西町2-915

電話番号:088-844-1121 

FAX番号:088-844-1130

Email:koho-ffpri-skk@gp.affrc.go.jp