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更新日:2010年6月1日

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自然探訪2006年8月 フタモンアシナガバチ

フタモンアシナガバチ(Polistes chinensis

俳句では「蜂」、「蜂の巣」は春の季題らしい。どんな蜂を指すのか知らないが、アシナガバチだとすると、ちょっと違和感がある。巣が最初に作られるのはなるほど4~5月だが、私たちの目につき出すのは巣が大きくなる夏以降だからだ。フタモンアシナガバチは、本州以南では人家周辺で最もよく目にするアシナガバチである。腹に一対ある丸い紋が和名の由来。アシナガバチはスズメバチの仲間で、女王と働きバチが家族生活を営むが、その巣はスズメバチと違って覆いが無く、ハチの社会を知るにまことに都合がよい。無論、スズメバチよりはずっとおとなしいとはいえ、立派な毒針と外敵への攻撃性を持つので、のぞくときには用心しなければならない。ただしむやみに殺虫スプレーをかけるのはやめたほうがいい。家庭菜園のアオムシをせっせと狩ってくれているかもしれないのだから。

フタモンアシナガバチ
(つくば市内にて撮影)

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