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更新日:2018年1月9日

もりゼミ

森林総合研究所・東北支所の研究員が不定期に行っている自主ゼミです。
演者の所属、テーマなどに制限はありません。
時には当研究所へのお客様にも話題を提供していただいています。
発表テーマに興味をお持ちになった方、どうぞご遠慮なくお越しください。
また、もりゼミ開催案内の配信をご希望の方は幹事までご連絡ください。

次回の予定

平成30年1月26日(金曜日)午後3時から  新着(1)

1 「これまで取り組んできた樹木病害研究について」

安藤裕萌さん(東北支所非常勤特別研究員)

森林総合研究所東北支所、非常勤特別研究員の安藤裕萌と申します。
私はこれまで樹木病原菌を対象とした分類学的な研究を中心に行ってきました。
今回は学生時代から現在に至るまで携わってきた次の研究内容について紹介します。
1) 修士課程で行った「スギこぶ病」について研究を行い、
分子系統解析によって明らかになった病原菌の分類学的所属を明らかにしました。
2) 博士課程では、「Grosmannia piceiperda complex」というマツ科針葉樹を加害する
樹皮下穿孔性キクイムシと関係する少しマイナーな菌群について分類学的研究を行いました。
3) 博士修了後は、さび病菌の系統分類学的研究に携わり、タケ・ササ類の赤衣病菌の中間宿主を明らかにしました。
4) 最後に、現在取り組んでいる「ウルシの病害」についてこれまでの成果について報告いたします。
それぞれ短い内容になってしまうかもしれませんが、自己紹介を兼ねて各研究について紹介させて頂きます。


2 「植物は温暖化から逃れられるのか:動物たちの種子散布に注目して」

直江将司さん(森林生態研究グループ主任研究員)

自ら動けない植物は、種子散布(タネまき)によって移動します。
近年では、温暖化が進む中で種子散布が果たす役割か注目されています。
植物が温暖化から逃れる最も簡単で有効な手段は、種子散布によって気温の低い高標高へ移動することでしょう。
しかし、種子の標高方向の移動はこれまで評価されてきませんでした。
私たちは酸素安定同位体を利用して標高方向の種子散布を評価する手法を開発し、この手法を野生のサクラ(カスミザクラ)に適用しました。
その結果、主な種子散布者であったツキノワグマが平均で307m、高標高に種子を運んでいることが分かりました。
このことは、結果としてツキノワグマがサクラを温暖化の危機から守っていることを意味します。
ツキノワグマは他の植物の種子も高標高に運んでいるのでしょうか?また、他の動物だとどうでしょう?
本発表では最初に種子散布の意義を概説したうえで、動物たちの種子散布が温暖化条件下でどのような意味を持っているのか議論します。


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お問い合わせ

所属課室:東北支所  担当者名:育林技術研究グループ 齋藤 智之、森林環境研究グループ 阿部 俊夫

〒020-0123 岩手県盛岡市下厨川字鍋屋敷92-25

電話番号:019-641-2150 (代表)

FAX番号:019-641-6747