ホーム > 研究紹介 > トピックス > プレスリリース > 東北支所 プレスリリース 独立行政法人 森林総合研究所 東北支所 及び 林木育種センター東北育種場 と 東北森林管理局 との協定による
仙台海岸林再生のためのクロマツコンテナ苗導入試験の開始について
更新日:2014年1月24日
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ポイント
津波で被災した海岸林の再生には、多くの場合クロマツが利用されています。
このクロマツ苗の植栽は通常春先に行いますが、コンテナ苗を利用すれば、
植栽時期の拡大と生存率の向上が期待でき、植栽作業における労働投下量の
平準化と確実な生存が可能になるというメリットがあります。
このようなコンテナ苗の可能性を明らかにするため、時期別植栽試験を実施します。
また、海岸林再生の対象面積が非常に広いため、東北地域で生産される
マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ苗木だけでは不足する可能性があることから、
西日本等で生産された抵抗性苗木を東北地域に導入して活着や成長の状況を調査し、
種苗生産の技術開発に繋げる試験を実施します。
これらの試験は、東北森林管理局と協定を締結することによって実施します。
【場所】宮城県仙台市若林区松林国有林87林班る2林小班内
【実施機関】コンテナ苗の時期別植栽試験:独立行政法人森林総合研究所東北支所
西日本産抵抗性クロマツ植栽試験:独立行政法人森林総合研究所林木育種センター東北育種場
(東北育種場で実施する研究の一部は、平成25年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
【実用技術開発ステージ】東北地方海岸林再生に向けたマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ種苗生産の
飛躍的向上(25084c)として助成を受けたものである。)
問い合わせ先など |
独立行政法人 森林総合研究所 東北支所長 駒木 貴彰 独立行政法人 森林総合研究所 林木育種センター東北育種場長 田之畑 忠年 問い合わせ先: 森林総合研究所 東北支所 連絡調整室 森林総合研究所 林木育種センター東北育種場 連絡調整課 |
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