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マルバスミレ(4月)

マルバスミレ第2樹木園の林床でマルバスミレ(丸葉菫、スミレ科スミレ属)が少し見られます(写真1)。花も葉もやや丸みを感じるスミレです。北海道から九州の屋久島まで分布し、本州では太平洋側が中心。

花の色は純白で(地域によっては淡紅色もあるようですが)、唇弁の紫色のすじはあまり多くありません(写真2)。距は太くて長い印象です(写真3)。葉は卵形で基部は心形(写真4)

スミレの仲間は地上茎から葉柄や花柄が分岐するものと、地上茎がなく葉柄や花柄が根もとからでるものに大きく分かれ、マルバスミレは後者のグループです。(よ)