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更新日:2013年7月1日

平成23年度トピックス

秋田県に対し講習指導を実施

  • 14日、秋田県森林技術センターにおて、マツノザイセンチュウ抵抗性マツの種子増産を図るため、採種園管理に関する技術指導を行いました。
    東北育種場から3名の職員が派遣され、抵抗性アカマツ採種園の剪定技術について実技を交えながら指導を行ったほか、採種園への薬剤散布や施肥を行ううえでのポイント等についても説明しました。技術センターから出席した方々は、技術を習得するべく熱心に作業に取り組んでいました。  
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平成24年度期末業務報告会を開催

  • 3月13日、東北育種場において期末業務報告会が開催され、東北育種場が取り組んでいる事業・研究の今年度末時点での成果や進捗状況等について報告がありました。
    雪害に強いスギエリートツリーの開発や、海岸松林の再生に向けた抵抗性マツの開発といった重点取組み事項を中心に、業務を進めていくうえでの問題点や課題について活発な議論が交わされました。
    今後も、「エリートツリーによる儲かる林業」及び「マツノザイセンチュウ抵抗性マツによる海岸松林の復旧」を柱とした事業・研究に取り組み、東北地方の森林・林業の再生や震災復興を目指します。

 

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人工交配のための袋がけ作業

  • 東北育種場ではスギの次世代品種の開発に取り組んでいます。今春に行う次世代品種候補木同士の人工交配を行うための準備作業として、3月9日、雌花の付いている枝へ袋かけを行いました。
    自家受粉を防ぐため雄花を取り除き、他のスギ花粉と受粉をさせないため交配袋を被せました。
    人工交配は来月実施予定です。その後採取される種子は来年の春に畑に播かれ、2~3年育苗したのち次世代品種開発のための試験地に植栽される予定です。

 

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 岩手県に対し講習指導を実施

  • 3月6日、岩手県林業技術センターにおいて採種園管理に関する技術指導を行いました。
    東北育種場から2名の職員が派遣され、アカマツ暫定採種園の剪定技術等について実践を交えながら指導を行いました。技術センターから参加された職員や作業員の方々は、技術を習得するべく熱心に作業に取り組んでいました。
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スギ・カラマツから採穂

  • 東北育種場では、関係機関が実施する事業・研究に必要な原種(種苗)や育種素材を配布しています。2月15日と16日の両日、関係機関から配布要望のあったスギ及びカラマツの採穂を行いました。
    冬のこの時期、木々達は休眠期です。採穂した枝もなるべく立木と同じ環境下においておくため、現在は雪の中で保管しています。

 

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スギ枝の水挿し作業

  • 東北育種場ではスギ次世代精英樹の創出に取り組んでいます。今春に行う次世代精英樹候補木同士の人工交配に用いる花粉を収集するため、2月15日、枝の水挿し作業を行いました。
    採穂した枝に袋をかけ、水を張った容器に入れておきます(写真中央・右)。2~3週間後には雄花が開き花粉が袋の中に溜まります。
    人工交配は4月中に行われる予定です。その後採取される種子は、来年の春に育種場の畑に播かれ2~3年育苗したのち、試験地に植栽される予定です。

 

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アカマツ第二世代精英樹候補木から採穂

  • 1月17日と25日の両日、岩手県内のアカマツ実生検定林2箇所からアカマツ第二世代精英樹候補木の採穂を行いました。
    東北育種場では、マツノザイセンチュウ抵抗性を持ち、且つ成長も良いアカマツ品種の開発に取り組んでいます。今回は、2箇所の検定林からそれぞれ15系統を採穂しました。
    採穂された穂木は、つぎ木増殖され育苗したのち、成長や抵抗性の調査に用いられます。
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秋田県の林業団体が見学のため来場

  • 12月14日、東北育種場において、秋田県の林業研究グループ会員13名を対象とした研修が行われました。この研修では、林業経営技術の向上に必要な知識や技術を習得することを目的に、東北育種場職員から海岸マツ林再生や低コスト林業に向けた取り組み等の講義、ミニチュア採種園の見学が行われました。
    研修生からは、様々な意見や質問が出され有意義な研修となりました。

 

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平成23年度林木育種推進東北地区技術部会を開催

  • 12月8日・9日の両日、東北育種場において、平成23年度林木育種推進東北地区技術部会が開催されました。会議では、東北育種場が取り組んでいるスギのコンテナ苗短期育苗試験の経過報告や育苗事例の紹介、スギ第二世代精英樹選抜の実施状況や今後の計画、今年度のマツノザイセンチュウ抵抗性品種開発の進捗状況やマツの人工交配種子の早期生産技術の提案等について議論されました。
    また、東北森林管理局からコンテナ苗植栽の作業工程の追跡調査について報告された他、東北育種基本区内の各県からスギのコンテナ苗や第二世代精英樹選抜、抵抗性クロマツのさし木技術等に関する取り組みや課題点について報告され活発な意見交換が行われました。

 

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平成23年度林木育種連絡会を開催 

  • 11月22日、東北森林管理局において平成23年度林木育種連絡会が開催されました。この連絡会は、東北森林管理局と連携し様々な事業や研究を推進していくために開催されています。
    今年度は、海岸林再生に向けた抵抗性マツ等の開発・普及やコンテナ苗を活用した低コスト造林の取り組み、高速育種に対応した検定林の活用、ジーンバンク事業等について議論が行われました。特に、今年の津波で大きな被害を受けた東北の海岸松林再生に向けた抵抗性マツの開発・普及については、熱心な意見交換が交わされました。

 

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天然記念物「大井沢の大グリ」の採穂 

  • 枯損等の恐れのある貴重な林木の遺伝資源を無料で増殖するサービス「林木遺伝子銀行110番事業」の依頼を受け11月25日、山形県に町の大井沢の大グリから採穂を行いました。
    大井沢の大グリは山形県指定天然記念物に指定されており、幹回り日本一を誇る巨木(左下写真9月25日撮影)です。当日は、約50本の穂木を採取しました。
    所有者の方は、後継樹が無事に育つことを願っておりました。

 

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 スギ第二世代精英樹候補木の選抜

  • 11月14日~17日にかけて、スギ第二世代精英樹候補木の選抜を行いました。
    今回は、秋田県湯沢市と山形県戸沢村の検定林(育種集団林)で樹高や胸高直径、ヤング率や通直性の調査を行い、 15本を選抜しました。
    選抜された個体から穂木を採取し、候補木のさし木発根性や初期成長試験のためさし木やつぎ木増殖が行われます。

 

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ミニチュア採種園の着花調査

  • 10月24日、スギミニチュア採種園の着花調査を行いました。
    この調査は、植栽されている19系統のうち1系統につき2本ずつ任意で選び、雄花(下中央写真)と雌花(右下写真)の着花数を調査し、系統ごとの着花状況を把握するために行われました。この結果は、12月に開催される東北地区技術部会にて、東北育種基本区内の関係機関でのミニチュア採種園造成のため情報提供されます。
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 岩手県立大学生が見学のため来場

  • 10月19日、岩手県立大学総合政策学部の学生8名が東北育種場の見学に訪れました。
    職員から、奇跡の一本松の後継樹育成やマツノザイセンチュウ抵抗性育種事業などについて紹介・説明があったのち、苗畑やミニチュア採種園、コンテナ苗などを見学しました。
    最後の質疑応答では、様々な意見や質問が出され有意義な見学会となりました。

 

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平成24年度中間業務報告会を開催 

10月13日、東北育種場で中間業務報告会が開催されました。
この会議では、東北育種場が取り組んでいる事業・研究の今年度中間時点での進捗状況を報告しています。
会議では、今年度下半期または今中期計画の目標達成に向け活発な議論が行われました。 

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マツの球果を採取

  • 10月11日から12日にかけて、アカマツ・クロマツの精英樹やマツノザイセンチュウ抵抗性マツから種子を採取しました。
    これら種子を用いて、今後採取される種子の特性や生産性を調査するほか、実生苗を育ててザイセンチュウを接種し、ザイセンチュウ抵抗性とその他の形質の関連を調査する材料として用いられます。  
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ブナの種子を採種 

  • 東北種場構内には、ブナの育種素材保存園や交配園が造成されており、東北各地から選抜されたブナが植栽されております。今年は系統毎に種子の着果が見られたことから、9月29日、ブナの種子を採取しました。これらは種子の長期保存方法の技術開発等に用いられます。
    また同日、奥羽増殖保存園からスギの種子を採取しました。こちらは、西部育種区産の成長の優れたスギ品種やスギ雪害抵抗性品種から採取されたもので、育苗されたのち東部育種区の積雪地においてどのような成長を示すのか調査するために植栽される予定です。
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環境順化のため苗木をミスト温室から移動

  • 東北育種場では、スギ第二世代精英樹の候補木や病虫害に強いスギやヒバの優良苗木を、4月上旬から6月上旬にかけてさし木・つぎ木で増殖しミストハウスで育苗してきました。
    9月22日、これら約3,000本の苗木を10月下旬に行う仮植や冬越しに備え外気温に慣らすため、ミストハウスから引っ越ししました。
    苗木が順調に育ち、東北の美しい森林づくりに役立つことを祈っています。
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ミスト温室から出されたさし木苗やつぎ木苗

 

マツノザイセンチュウ接種検定後の定期調査

  • 今年度は、6月23日にマツノザイセンチュウ接種検定を実施しましたが、その後の経過を観察するため、アカマツやクロマツの定期調査を行いました。
    定期調査は、接種検定後に生き残っている系統や枯れてしまった系統を把握するために2週間に一度行っており、今回は6回目の調査です。
    写真のとおり、赤く枯れてしまった苗木や青々とした苗木があります。この生き残った苗木の中から、今後あと数回予定されている定期調査を経てマツノザイセンチュウ抵抗性品種が開発されます。 
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 第1回東北地区高速育種運営会議及び平成23年度林木育種推進東北地区協議会を開催

  • 7月21~22日にかけて、秋田県秋田市において第1回東北地区高速育種運営会議及び平成23年度林木育種推進東北地区協議会が開催されました。
    高速育種運営会議では、東北地方の森林・林業再生に資するより高い性能の品種をより早く供給する高速育種を推進していくため、関係者の連携を強化していくこととなりました。
    地区協議会では、検定林マニュアル・ミニチュア採種園マニュアル改訂の報告があった他、関係機関からマツノザイセンチュウ抵抗性マツの開発・普及を促進するための要望や、森林・林業の再生及び震災復興のための広域連携及び育林・林業経営等の他部門との連携強化を図っていくべきなどの提案が出されるなど、活発な議論が交わされました。
    2日目は、東北支所の中村チーム長より「松くい虫対応戦略の中での抵抗性育種」と題して講演をいただいたほか、宮城県や秋田県での海岸松林再生への取り組みについて情報提供をいただきました。  
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次世代精英樹候補木の選抜

  • 東北育種場では、スギ第1世代精英樹の中でも成長等が優れた個体同士の人工交配による苗木で造成された検定林(育種集団林)から次世代精英樹候補木を選抜する作業に取り組んでいます。7月13~15日にかけて、青森県大間町の育種集団林から32本を選抜し、個体ごとに樹高、胸高直径、ヤング率や通直性の調査を行いました。
    今後、選抜された個体から穂木が採取され、次世代精英樹開発に向けた事業・研究に用いられます。  
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盛岡市立下橋中学校の生徒が職場体験のため来場

  • 7月7日、盛岡市立下橋中学校2年生の生徒6名が職場体験の一環として東北育種場に来場しました。
    樹高や胸高直径の測定、測桿鎌での採穂、ツツジのさし木増殖や苗木の植栽など、普段の授業では体験できない作業だったせいか、試行錯誤しながらも積極的に取り組んでおりました。
    東北育種場では、小・中・高校・大学の生徒や学生の実習や見学を随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。  
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盛岡市民の方々が見学のため来場

  • 盛岡市西部公民館が主催する、森林の働きや恵みについて考える「自然環境観察講座」の一環として6月28日、盛岡市民の方々22名が来場しました。
    参加した皆さんは普段から森林に接しているようで、マツノザイセンチュウ接種検定ハウスやミニチュア採種園、カラマツ精英樹育種素材保存園等を見学しながら職員の説明に熱心に耳を傾けていました。
    今回のように東北育種場では、森林・林業に関心のある皆様の見学を随時受け付けておりますので、お気軽に東北育種場までご連絡ください。  
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マツノザイセンチュウの接種検定

  • 6月24日、マツノザイセンチュウの接種検定を行いました。
    この接種検定は、溶液と混ぜた体長1mm程度のセンチュウ1万頭をスポイトで幹に注入してセンチュウに対する抵抗性を調査し、抵抗性を持つ品種を開発することが目的です。
    当日は、東北育種場の職員総出で約5,000本のマツの苗木に接種を行いました。この中から枯れずに生き残ったマツは、センチュウに対する抵抗性を持つ品種(マツノザイセンチュウ抵抗性品種)として東北育種基本区内にて普及されることとなります。良い結果が出ることが期待されます。  
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平成23年度林木育種分野打ち合わせ会開催

  • 6月16~17日、東北育種場において平成23年度林木育種分野打合せ会議が開催されました。この会議は、震災からの復興に向け、いま林木育種は何をすべきか考えるため開催されました。
    初日は、抵抗性マツを核とする松くい虫や塩害に強い海岸林の再生、エリートツリーを核とする儲かる林業による森林・林業の再生、各県での重要な研究課題について議論されました。
    翌日は、林木育種センターの星育種第二課長より森林・林業再生の切り札である高速育種の進め方について講演をいただきました。  
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岩手大学農学部生が施設見学のため来場

  • 6月15日、岩手大学農学部の学生35名が来場し、植物育種学実験の授業の一環として育種場構内の施設を見学しました。
    カラマツ精英樹育種素材保存園やマツノザイセンチュウ検定試験園、ミニチュア採種園等を回り、職員の説明に対し熱心に耳を傾け疑問に感じたことを積極的に質問する等、有意義な見学でした。 
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東北育種場にミニチュア採種園を造成

  • 6月1日、東北育種場においてミニチュア採種園の造成を行いました。
    今回は、東北育種基本区の東部育種区(青森・岩手・宮城の東北地方の太平洋側)で開発されたスギ少花粉品種9系統を植栽しました。今後、ミニチュア採種園を管理していくうえで得られる調査結果を東北育種基本区各県に情報提供するとともに、種子生産技術の向上を目指します。  
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クロマツへの人工交配

  • 5月27日、東北育種場構内に植栽されているクロマツへ人工交配を行いました。用いた花粉は、西日本産のマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ品種由来のものです。
    今後、育苗された苗木を日本海側海岸に設置される試験地に植えて、その地域での生育状況等を調査します。東北地方の海岸松林は、マツノザイセンチュウや3 月11日の津波の影響により衰退・消失が進行しています。これら海岸松林の再生を図るため、東北育種場はマツの植栽地ごとの適応性等の調査に取り組みます。 
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岩手大学農学部生が増殖実習のため来場

  • 5月26日、森林造成学実習の一環として岩手大学農学部の学生25名が来場し、さし木やつぎ木の実習を行いました。
    当日は晴天に恵まれ、絶好の作業日和の中、ツツジやスギの採穂を行いました。その後、温室にてツツジやムラサキシキブ、ナツグミのさし木及びスギのつぎ木を行いました。
    刃物を使った初めて体験する作業ということもあり、学生の皆さんも最初は緊張した面持ちでしたが、職員の丁寧な指導の下、作業を終えることが出来ました。
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青森県に対し講習指導を実施

  • 5月25日、(地独)青森県産業技術センター林業研究所から林木育種事業担当の職員1名が来場し、講習指導を行いました。
    当日は、育種場職員の指導の下、採種園の設計や更新に関する技術について指導を受け、技術習得のため熱心に講習に取り組んでいました。  
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山形県でミニチュア採種園を造成

  • 5月19日から20日にかけて、山形県林業研究研修センター羽黒育種園においてミニチュア採種園の造成が行われました。
    山形県では昨年度、スギ雪害抵抗性のミニチュア採種園が造成されていますが、今回は、東北育種場から2名の職員が指導のため派遣されスギ少花粉のミニチュア採種園が新たに造成されました。今後の種子生産に期待がもたれます。  
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スギ次世代精英樹候補木からの採穂

  • 現在、東北育種場の中心的事業の「初期成長が優れ少ない本数でも成林可能なスギエリートツリーの開発」のため、スギ精英樹の中でもより成長等が優れている個体(次世代精英樹候補木)の採穂を行っています。採穂した穂木は、さし木やつぎ木でクローン増殖し試験研究に用いられます。採穂作業は、5月から樹木が本格的に成長を始める前の6月上旬までに終了する予定です。
    東北育種場は「儲かる林業」に向け、今後もスギエリートツリーの開発に取り組みます。  
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新潟県に対し講習指導を実施

  • 5月9日から11日にかけて、新潟県庁及び新潟県森林研究所において採種園や苗畑管理に関する技術指導及び林木育種事業に関する打合せを行いました。
    アカマツ抵抗性暫定採種園、スギ・ヒバのミニチュア採種園では、採種木の剪定方法や施肥の方法、ジベレリンの散布方法等について指導を行いました。
    打ち合わせでは、海岸の松林再生に向けた抵抗性マツの供給等について打ち合わせを行いました。新潟県では、抵抗性クロマツの早期供給を希望しており、また、日本海側での抵抗性クロマツ品種数が十分でない現状であるため、東北育種場では今後もクロマツのさし木品種も含めた抵抗性マツ品種の開発・普及に取り組みます。 

 

 

 

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高田松原「希望の松」のつぎ木

  • 東北関東大震災の津波で、ほぼ全ての松が倒木・流失し壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の海岸松林「高田松原の松林」。そんな中、地震や津波にも負けず奇跡的に1本のアカマツが生き残りました。陸前高田では復興へのシンボルとして「希望の松」と呼び、松林の復元を望んでいます。
    そこで東北育種場は、生き残ったアカマツから枝を採穂しつぎ木でクローン増殖を行い、微力ではありますが陸前高田の復旧・復興の一翼を担っていきます。
    高田松原の美しい松林が復元することを切に望みます。  
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播種作業

  • 4月21日、スギ、アカマツ、クロマツ、カラマツ、ブナ、ミズナラの種子の播き付けを行いました。播き付けをした種子は、およそ3年をかけて育苗します。
    育苗された苗木のうち、スギの種子は第二世代品種開発に必要なつぎ木増殖用台木として、アカマツ・クロマツの種子はマツノザイセンチュウ抵抗性の検定用対象苗などに利用されます。  
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スギ次世代精英樹候補木の人工交配

  • 4月15日、スギエリートツリー開発のため東北育種場にて人工交配を行いました。
    東北育種場では「儲かる林業」を合い言葉に、林業経営の向上に向けたスギエリートツリーの開発に取り組んでいます。スギエリートツリーとは、従来のスギよりも初期成長が優れ少ない植栽本数でも成林できるスギ品種です。
    この品種を開発するため、既存の精英樹の中から選ばれた次世代精英樹の候補木に人工的に花粉をかけ、より性能の良い精英樹を創り出し、初期成長が格段に優れたスギエリートツリーの開発を目指しています。  
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秋田県に対し講習指導を実施

  • 4月13日、秋田県林業技術センターにおいてスギミニチュア採種園の剪定や追肥に関する指導を行いました。
    また、東北育種場では日本海側に適したマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ品種の開発に取り組んでいます。そこで、日本海に面した秋田県と、さし木増殖によるクロマツさし木品種の開発や、抵抗性クロマツの増産体制ついて検討会を行いました。
    日本海側の抵抗性クロマツ品種の開発は、松くい虫被害の最先端地域である東北育種基本区にとって重要な課題なので、東北育種場は、今後も同品種の開発に力を注いでいきます。  
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宮城県に対し講習指導を実施

  • この度の東日本大震災の影響により、宮城県海岸に植えられていたクロマツに倒木・流失などの大きな被害がありました。このため宮城県では、海岸松林復旧・復興を目指し、抵抗性クロマツのさし木または、クロマツ精鋭樹による増殖計画を打ち立て、東北育種場は4月12日、宮城県林業技術総合センターに対するさし木増殖の指導のため同センターを訪れました。
    東北育種場は、大震災により失われた東北地方の松林の復旧・復興に向けた取組を各関係機関とともに進めていきます。 
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ミニチュア採種園へ追肥

  • 4月12日、東北育種場構内に設定されているスギ寒害抵抗性品種ミニチュア採種園へ追肥を行いました。追肥とは、苗木の育苗途中に施肥することです。作業には、黄色く細長い施肥器という器具を使います。地面に穴を開け土中の根近辺に肥料を埋めることにより、施肥効果が高まります。追肥は、採種木の成長を促し多くの種子を得る重要な作業のひとつです。
    今回の追肥作業も含めた様々な作業・実験データは、林木育種事業の更なる推進のため、東北育種基本区の関係各機関へ情報提供します。  
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