ここから本文です。
2006年12月に『森林・林業・木材産業の将来予測―データ・理論・シミュレーション―』が刊行されてから、5年以上の月日がたちました。その間、「森林・林業再生プラン」が策定され、木材自給率50%が政府の目標となり、その実現に向けた森林・林業基本計画が公表されるなど、森林・林業を取り巻く状況は大きく変化してきました。そこでこの度、『森林・林業・木材産業の将来予測』を改訂し、将来予測を2020年から2030年に拡張するとともに、政策が木材需要の拡大を重視する方向性にあることを念頭に、木質バイオマスのエネルギー利用や住宅・建築部門の木材需要、素材生産および木質建材にかかわる技術予測を追加し、日本国の財政状況を勘案して林業財政についても新たに取り上げました。
森林・林業・木材産業の関係者の方々はもとより、そうした分野に関心のある学生さんや一般の方々にもお勧めいたします。
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.