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更新日:2021年2月22日

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時間軸で探る日本の鳥 ― 復元生態学の礎

「時間軸で探る日本の鳥 復元生態学の礎」表紙の写真

  • 編集:黒沢令子・江田真毅
  • 分担執筆:佐藤重穂(四国支所 産学官民連携推進調整監)
  • 発行:築地書館
  • 定価:2,600円(税別)
  • 発行年:2021年2月
  • ISBN:978-4-8067-1614-3
  • 内容:(出版社HPより)
    鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間にどう認識されてきたのか。化石や遺跡で出土した骨から土器や銅鐸、埴輪で描かれた鳥たち、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、時代と分野をつなぐ新しい切り口で築く ― 復元生態学の礎。

1.骨や遺伝子から探る日本の鳥
第1章 化石が語る、かつての日本の鳥類相 ─ 太古のバードウォッチング
第2章 遺伝情報から俯瞰する日本産鳥類の歴史
第3章 考古遺物から探る完新世の日本の鳥類

2.文化資料から探る日本の鳥
第4章 絵画資料からみる江戸時代の鳥類 ─ 堀田正敦『観文禽譜』を例にして
第5章 文献史料から鳥類の歴史を調べる ─ ツルの同定と分布の事例

3.人と鳥類の共存に向けて
第6章 全国的な野外調査でみる日本の鳥類の今
第7章 人類活動が鳥類に及ぼす間接的影響から今後の鳥類相を考える

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