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国連環境計画・国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)

国際生物多様性の日記念シンポジウムのお知らせ

国連環境計画・国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)

国連環境計画(UNEP)は、2000年の国連総会において、5月22日を国際生物多様性の日としました。以来世界各国で、毎年異なるキーワードを冠した国際生物多様性の日の記念行事が開催されています。2010年には、生物多様性条約締結国会議(COP10)が愛知県名古屋市で開催されることになり、今年も国内で様々な行事が行われます。
今年、2009年5月22日の国際生物多様性の日のキーワードは「侵入生物(Invasive Alien Species)」です。日本でも一昨年、カエルツボカビ病菌が発見されるなど、侵入生物は世界各地で猛威をふるっています。固有生態系を守り生態系サービスを享受するために、科学的な知見は益々重要になっています。森林総合研究所では、既に10数年にわたって森林の生物多様性に関する研究を継続してきたことから、研究成果を広く一般の方々にも知っていただきたいと考え、今年も早稲田大学環境総合研究センターと共同でシンポジウムを開催することとなりました。今年のシンポジウムでは森林の生物多様性を総合的に考察し、「外来種」による脅威から森林生態系をどう守るか、固有生態系にとって異質の生物を導入するともいえる「林業と生物多様性」の関係はどういうものかについて、講演とポスター発表を行います。

一昨年、昨年の行事は生物多様性条約事務局のホームページに掲載されました
(http://www.cbd.int/)。

シンポジウムは一般の方々~研究者を対象としています。講演の他、会場にはポスターも展示されます。入場料は不要ですが、できるだけ事前登録をお願いいたします。
お誘い合わせの上、是非お越しください。

ポスターの画像

開催日時

2009年5月22日  10時00分から17時30分

場所

名称 早稲田大学小野記念講堂(大隅記念タワーとなり)
ホームページ 早稲田大学早稲田キャンパス(外部サイトへリンク)

内容

プログラム
10時00分~ 森林総研理事長挨拶

趣旨説明
講演
10時15分~10時45分 森林の侵入種・マツクイムシ:牧野俊一(森林総研)
10時45分~11時15分 奄美大島やヤンバルの希少種はどのような脅威を受けているか:杉村乾(森林総研)
11時15分~12時00分 小笠原諸島の生物多様性への脅威:大河内勇(森林総研)
12時00分~13時15分 休憩
13時15分 第二部趣旨説明
講演
13時20分~14時05分 1)持続的森林管理と生物多様性:中静透(東北大学)
14時05分~14時50分 2)林業によって種の多様性はどう変わるのか:長池卓男(山梨県森林総合研究所)
14時50分~15時10分 ポスターセッション・休憩
15時10分~15時55分 3)林業によって生態系機能はどう変わるのか:岡部貴美子(森林総合研究所)
15時55分~16時40分 4)人も自然もいきいきとした森をめざして、丹沢再生の取組:山根正伸(神奈川県自然環境保全センター)
16時40分~17時20分 総合討論とまとめ:福山研二森林総研COD、森川靖早稲田大学教授

記念講堂内にポスターを展示します。12時15分~12時45分には内容をご説明いたしますので、是非ご参加ください。

対象

一般~研究者

費用

無料

申込方法

できるだけ事前登録をお願いします。

その他

大学構内にはご来場者様のための駐車スペースはございませんので、お車でのお越しはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。

地図

早稲田大学小野記念講堂(大隅記念タワーとなり) 

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お問い合わせ

 担当者名:森林総合研究所・福山 研二(研究コーディネータ)

Email:tayousei2009@ffpri.affrc.go.jp