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更新日:2010年9月21日

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シンポジウム「わが国の木材自給を考える」

1960年には80%を超えていた木材自給率は、その年の輸入の自由化を契機に下がってしまい、平成18年までの10年間は2割程度まで落ち込んでいた。しかしながら、国際状況の変化や、バイオマス問題をはじめ木材利用拡大の可能性が高まってきたこと、また林業経営の高度化に向けた動きが活発化するなど明るい兆しも見られるようになってきており、平成21年度は27.8%と持ち直してきている。
そして2009年12月に公表された「森林・林業再生プラン」では木材自給率50%を目標に掲げている。
一方、「自給」を考える上ではマクロな視点だけではなく、国民一人一人が森林の育成と木材の利用に取り組む視点が不可欠であるし、また食料の自給問題に際して論議されたように、自給の必要性と国際関係のあり方(過不足無く輸入できる良好な国際関係の構築)に関するバランスの視点も必要である。
そこで、下記のように様々な視点からの話題提供を受けながら、木材自給のあり方について論議することを目的とする。

開催日時

2010年10月5日  (火曜日) 13時30分~17時 (開場 13時)、 (17時30分~19時 交流会)

場所

名称 東京大学農学部弥生講堂
住所 東京都文京区弥生1-1-1
交通案内 地下鉄南北線東大前駅下車
ホームページ 東京大学弥生講堂(外部サイトへリンク)

主催・共催等

主催: 森林・木材・環境アカデミー、財団法人林学会

内容

<プログラム>
13時 開場
13時30分~13時40分 開演、挨拶
13時40分~15時45分 話題提供
○ パネリスト
・白石則彦氏(森林・林業再生プラン:基本政策委員会:東京大学教授)
・井上雅文氏(森林・林業再生プラン:加工・流通委員会:東京大学准教授)
・松岡秀尚氏(中国木材株式会社開発部長)
・立花敏氏(森林総合研究所北海道支所チーム長:国際林業)
・澤登信子氏(MORIMORIネットワーク事務局長)
15時45分~16時00分 休憩
16時00分~17時00分 パネル・ディスカッション
○ コーディネーター:酒井秀夫氏(東京大学教授)

17時30分~19時00分 交流会(会場:弥生講堂会議室)

お問い合わせ

森林・木材・環境アカデミー事務局
〒113-8657
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学大学院農学生命科学研究科
森林風致計画学研究室内
電話番号: 03-5841-5218
FAX番号: 03-5841-7556
ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/afwe/index.html
E-MAIL:AFWE@fr.a.u-tokyo.ac.jp (@を小文字に直してお使い下さい)